2022年09月02日
新説「時の速度」
「年齢を重ねると時間が短く感じるのはなぜか?」というのは、あちゃこちゃでよく語られています。
よく言われるのは「二十歳のときの一年は人生の二十分の一であり、六十歳の時は六十分の一なので」という、比重として語るわかるようなわからないようなものですが、僕自身は「新鮮さや驚き、感動のように感じることの多さ」みたいなものじゃないかと考えてきました。
ひとつ、今の日常でも経験するわかりやすい「感じる長短」ですが‥
初めて行く目的地、駅を降りてたどり着くまでに「長く遠く」感じたものが、帰り道、駅までの道のりはそれより随分「短く早く」感じれたというもの。これは年齢なんて話ではなく、1日の中の数時間差の話ですから。
これは皆さんも良くあることではないですか?ここにヒントがある気がします。
それぞれの状態を書き出すと
「行く時」
・どれくらいかかるかが正確にわかっていない
・初めて見る景色ばかりで、合っているかどうかの確信があるとは限らない
・場合によっては、間に合うかどうか
・まだかなあ?と思いながら進んだり
「帰る時」
・逆とはいえ、一回通った道を帰ればいい
・もう帰るだけなので、間に合うかどうかというプレッシャーがない場合も
・行きは結構かかった気になっているので覚悟ができている
・あら、もう着いた
行きにあるのは基本不安ですね。帰りはその不安に対する安心。
これですかね?年取ったら時間が速く感じるの?
posted by take at 23:11| 活動報告