2022年09月25日

特に、驚くほどの美


こんなことを書くと「なんやねん」と思われるかもしれないが、美人女優と言われる人たちは当然皆さんお美しいが、個人の趣向とは別に、その中でも特に美しい人、驚くほど美しい人というのはいらっしゃる。

音もそう。

そこは「誰がどう」と僕らの同業者同士で語り合うことはある意味ご法度的テイストだが、でも音もそうであることは確かだ。

比べるばかりが脳ではないが、でも勇気を持って意識しなければならないことでもある。




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2022年09月24日

ようやくわかる個人の理屈


ベッケさんの特徴として、高い音域になると音量を下げていくというのがあった。音階でも跳躍でも。

音楽的には、上行音型でクレッシェンドしながらテンションを上げ方向性を示すというノーマルスタイルとは逆とも言える。

彼が何を大事にしてそうしているのか。なんとなくイメージでしか考えてなかったのだが、「そっか!そういうことか!!」と膝を叩く瞬間がありました。

いくつになっても気づくことがある。つまりいくつになってもわかってないことがあるということだが、悔しさと嬉しさが共に湧いてくるのが人生の醍醐味かと。



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2022年09月23日

評価の仕方の進化を


とにかく「いい音」。

自分にも生徒たちにも、最も欲しいもの。

実は「絶対評価」だけでは、その本当の価値レベルはわかりにくかったりするんだなと思う瞬間がありました。

とても厳しい話だが、やはり相対評価が必要かと。

そして「どの空間で聴き比べるか」で、わかることや印象も違ってくることも。

さまざまな場所で新しいことをしながら進まなければならない。


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2022年09月22日

大谷の様


大谷翔平の顔つきや姿に注目してしまいます。

マウンドにいてもバッターボックスにいても、表情は平常心的安定感、安心感とでも言うか、そんな感情的ではないと表現したくなる落ち着きが感じられる。

ピッチングフォームもバッティングフォームもそう。うわついたりフラフラしない、型にはまったような安定感が妙に様になっている。

大事なのは、そこへ辿り着けるための準備と価値観。


最後は「うわつかず」「感情的でなく」「バランスがとれている」あたりが、理想への必須かと思わされる。

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2022年09月21日

新しい言葉


音の形、そのニュアンスを要求するときありがち、メジャーなのが

「張って」
少し力が入った状態でのテヌーティッシモという感じか。

「抜いて」
しっかり出した後、弓や息のスピードを落としディミヌェンドする感じ。

「後押しにならないで」というのもある。音が出た後で音量と圧力を上げていく。

これらで時間と共に鳴る音の形が見える。

張るなら完全な長方形で、抜くや後押しは曲線を伴った三角形みたいな。

もちろんヴィブラートやアクセント含め音の形はもっとあるが、なんとなく上記の3つのどれかになっていることは多いし、これらに場面ごとの音を当てはめることができるだろう。


僕はこれら「以外の」アプローチが必要だなと思う瞬間がありました。

力みと張りをとって欲しかったのですが、そう言うと抜いてしまったので「そうではなくて‥」となったときに新しい言葉が浮かびました。

それは

「大きく広がって」


彼らの音、あらゆる場面での音が変わっていくことを期待しています。

posted by take at 10:46| 活動報告