2022年08月30日
比べ方
成長には「比較」は不可欠だ。これを否定するのは難しい。
かつては「周りと自分の比較」が主流だったが、現代はそうシンプルではなく、場合によっては「周りと比べるのではなく」という波も強い。
自己否定に包まれてしまわないよう、達成感からの自己肯定感を高めるため、周りとの競争はやめてという波。
本当に必要な柱はふたつではないだろうか。
ひとつは「過去の自分と現在の自分の比較」。これにより自己肯定感を高め、更に未来へと前向きに。
そしてもうひとつは「自分の理想と今の現実との比較」
この中でとても重要だと思うのが「自分の理想」
その理想に関して「知っていることが何か」というのはとても重要だと思う。知っていることと自分を比べるのが一番リアルで現実的であり、我が妄想にだけ頼るのは限界がある。
知らないから、なにを目標にしていいかよくわからず進んでしまうということもよくある話だ。日常生活のあれこれでも、やれることなのに知らないからやれてないことも山のようにある。
シンプルに、自分の現実(実力)をなにと比較しているのか?
質の低いものと比較しているなら、それ以上は行きようがない。
逆に、どんな質の高いものを知っており、それと比べているのか?
これらをよくよく考えると、最後は「高い理想を持っているのか?」の前に「本当に素晴らしいものを知っているのか?」にぶち当たる。
周りと比べることの是非ではなく、素晴らしいものを知っているのかいないのかの是非。そしてそれに対して憧れているのかいないのかの是非。
成長の度合い、その真実の現実的根っこはそれになる。
posted by take at 11:35| 活動報告