人間とは面白い生き物で、発言の回数というのは「思い」や「クオリティ」と比例していたりする。
たとえば
「ねぇ、聞いてよ」よりも
「ねぇ、聞いて、聞いてよ、聞いて聞いて!」
の方が、訴えたい、伝えたい、理解してもらいたい気持ち、更に言いたいことの信憑性が強かったりする。
背中が痒くなったときに
「ねぇ、掻いて」から「もっと右、もっと上、もっと左、もっと下‥‥」
なんて、広範囲をやってもらったりもするが、場合によっては
「あ、その辺、そこそこ、もっと右かな、あーそこそこそこ、ちょっと下、そこそこそこそこ、まだちょっと左、あ〜〜そこそこそこそこ、そこもっと強く〜」
と、位置に関して限定されればされるほど、言葉は繰り返されたりする。
「リズムとは精度である」は僕が生徒にいう言葉の中でも頻度の高いものだが、このリズムというタイミング、時間の中のとあるタイミングを示す時も
「そこ」ではなく
「そこそこそこ」の方がいいし、もっともっと
「そこそこそこそこそこそこそこ!!!!」
くらい、チョーチョー超長張腸限定していた方がいい。
正しい正しくないでは済まない、そんなリピート連呼の世界にあるものだ。
2022年08月13日
ねぇ聞いて、そこじゃなくてそこそこそこそこそこそこそこそこ!!
posted by take at 17:27| 活動報告