2022年07月14日

養老孟司さんの言葉 その3


「人はなにかを知り、なにかを忘れ、生まれ変わり続けている」


養老さんの言葉からは「人は同じではなく常に変わるものだ」という印象を受けることが多い。

もちろん長い人生を振り返ったとき「随分変わったなあ」と思うことあれば「実はあまり変わっていない」というのが現実だと感じてしまうこともあったりする。

「人ってそうそう変わらない」という言い方もあるし。


ただ養老さんが言いたいのは、性格や人間性のように変わらないと言われがちなところの話ではなく「実はいっ時も同じじゃない」と伝えたいのだと思う。

だから過去を振り返って判断することは意味が無いし、逆に未来にはあらゆる可能性がある。自分は変われないと思ってしまうのではなく、新しく知ったことや場合によっては忘れてしまえたことにより、常にフレッシュでいられるんだよと。

だから前だけを向けと。

posted by take at 14:29| 活動報告