「何でもいいので学んだほうが良い。うわべの美しさより必要なことだと思います。私は今、死ぬことよりも勉強不足であることの方が怖いです」
国際的に活躍するデザイナー島田順子さん、78才。
とある雑誌にて、美しく年を重ねたいと願う読者へのアドバイスを問われ、語ったもの。
女性に限らず、何かを学び、そして変わろうとすることは、朽ちる身体に抗う人間としての唯一のプライドだろう。
僕は、学び続けることができるだろうか。
勉強不足であることが怖い‥‥新しいことを知り、真実に近づけグレードアップした気がし、その喜びと共にまた未来へと生きる。
その時間が短いことを知っていても、それこそを願う雄々しきプライドの、なんと美しいことか。