2022年07月31日
次のステージへ
「次のステージへ行くことを決めました」
とある若者が結婚の報告をしにきた時のこの言葉が、何故だか強く印象に残っている。
「次のステージ」というワードに、一度リセットし更なるグレードアップをしたいという意欲と希望、前を向く勇気を感じる。
ステージという言葉をより見つめてみると、ただの立ち位置の変換としてだけでなく、自分の人生が舞台上でなされるドラマとして捉えることもできる。
「新しいステージ」でもいいのだが、「次の‥」の方が今までやってきたことを更に高めたいという意味にもとれ、過去と未来が繋がっている感も強い。
いずれにせよこの言葉は、未来へと自分を変えていきたいという人間としての根本的な欲求でありながら、ハードルでもあるので、「越える」ことを決意したという逞しさが内在している。
そのことが自分にも必要であり「行けるといいな」「行けるといいね」と、全ての人の人生のドラマのハッピーな展開を望むものとして、素敵に感じられたのだと思います。
posted by take at 08:19| 活動報告
2022年07月30日
美味しいやん!
皆さんのご自宅のでは近くには、通いたくなるくらい美味しい食べ物屋さんというのはありますか?
実は僕の住む新馬場駅の南口周りは、残念ながら皆無に近いのです。
寺町であり、そもそも飲食店が少ない。北口の方にはまだ何件かあるにはあるのですが‥‥
ということもあり、この二十数年、もし外食をするなら品川駅か、さらに一駅先の青物横丁で食べていました。ほとんど家で食べていたので、困ることもありませんでした。
実は最近、夜一人で外食をする機会があり、珍しく食べログみたいなので近所を調べてみると
おや⁈ 点数の高いラーメン屋があるじゃないか!!しかも駅の直ぐ側に。
そこにラーメン屋があることは知ってましたが、なんだか我が街のイメージが勝手に凝り固まっており「冴えないだろう」と決めてかかってたのです。
ということで、ネット上の美味しそうな写真をいくつか眺めながら、期待値MAXで入ってみました。
「なんで今までこなかったんだろー!!」
美味しいじゃないですか。メニューが豊富なパターン。どれもとても美味しそうで、坦々麺(マイルド)から魚介と鶏の合わせ醤油と連日通ってみましたが、どちらもかなりいけます。
こりゃ他のも食べたい!!
灯台下暗しとはこのことです。
やっぱり決めつけてかかるのは良くありませんね。
我が町での暮らしが、プチッと幸せになる楽しい出会いになりましたとさ。
posted by take at 17:18| 活動報告
2022年07月29日
守れ!でも守りゃいいっちゅうもんじゃない!!
「7つだけポジション覚えればいいと思ってトロンボーンにするって決めた時が運の尽き」と、あちこちで言ってきました。
「実は7つじゃなかった」とか「微調整がすごく大事で」とか、とても大変なことをやっている感をアピールするが如く。
どんなメーカーのどんな機種でも、トロンボーンである以上やらなければならない「共通微調整」はある。
Fを抜くのはいろはのいであり、3ポジションの大半や、4ポジションから向こうも微調整の宝庫だ。じゃあ2ポジションはやらんでいいのかといえば、それまた違う。
つまりほとんどやらなければならないわけで、やっぱり7つでラッキー!!なわけではなかったのだ。
そんな微調整をしないダメダメ君もいたりする。
「1ポジション、ずっと抜かずに吹くなあ!」と叫んでしまうことも。
ただ‥‥
微調整をやりさえすれば、そこにもっていきさえすれば大丈夫というわけでもない。
弦楽器と同じで、指版の上の正しいであろう位置ばかり気にしながら弾けば上手くいくということでもない。
自分の頭の中の音程こそが大事で、ポジションや指板上の位置ばかり気にしている人は大抵これが薄れてしまっている。
そして頭の中の音程、そのイメージがしっかりしていればあるほど、ポジションも板の上も
「多少ずれてもその音程が出る」
となっている。
ルールを守ろうとすることは大事で、守る気がないのはアウトだが、同時に自分のイメージこそが勝らないと、結果はついてこない。
まるで守らなくてもいいみたいに感じるくらい、頭の中は大事だったりする。
相反するふたつをきちんと、となるのだが、最後に浮かぶのは
「道具は所詮道具」
という言葉である。
「7つだけポジション覚えればいいと思ってトロンボーンにするって決めた時が運の尽き」と、あちこちで言ってきました。
「実は7つじゃなかった」とか「微調整がすごく大事で」とか、とても大変なことをやっている感をアピールするが如く。
どんなメーカーのどんな機種でも、トロンボーンである以上やらなければならない「共通微調整」はある。
Fを抜くのはいろはのいであり、3ポジションの大半や、4ポジションから向こうも微調整の宝庫だ。じゃあ2ポジションはやらんでいいのかといえば、それまた違う。
つまりほとんどやらなければならないわけで、やっぱり7つでラッキー!!なわけではなかったのだ。
そんな微調整をしないダメダメ君もいたりする。
「1ポジション、ずっと抜かずに吹くなあ!」と叫んでしまうことも。
ただ‥‥
微調整をやりさえすれば、そこにもっていきさえすれば大丈夫というわけでもない。
弦楽器と同じで、指版の上の正しいであろう位置ばかり気にしながら弾けば上手くいくということでもない。
自分の頭の中の音程こそが大事で、ポジションや指板上の位置ばかり気にしている人は大抵これが薄れてしまっている。
そして頭の中の音程、そのイメージがしっかりしていればあるほど、ポジションも板の上も
「多少ずれてもその音程が出る」
となっている。
ルールを守ろうとすることは大事で、守る気がないのはアウトだが、同時に自分のイメージこそが勝らないと、結果はついてこない。
まるで守らなくてもいいみたいに感じるくらい、頭の中は大事だったりする。
相反するふたつをきちんと、となるのだが、最後に浮かぶのは
「道具は所詮道具」
という言葉である。
posted by take at 20:54| 活動報告
2022年07月28日
音大の過去と未来
少子化と言われて久しい。
これからは更にその下り坂が一気に急勾配になるようだ。
より高齢化社会になり、世の中全体のムード、空気感も、思っている以上に変わるのでしょう。
音大の現状を嘆く書籍が出たり、そのことについて分析したり意見を発信する場面もちらほら見るようになりました。
これまた学生数のみならず、音楽大学の世界観も大きく変わってしまうのでしょう。
僕が学生だった頃の音大から現在までの変化、変わらないこと。それを大きく超えて、立ち位置自体も変わるのかもしれない。
しかし同時に、現在の音楽シーンで活躍し、素晴らしい演奏結果に貢献している人々、百花繚乱とも言えるその世界を生み出している演奏家たちが学んだのは、今までの音大であることも確か。
音楽の素晴らしさが変わらない以上、実はやるべきことの大半も変わらないのだと思います。
音大関係者こそが、まるで今までが大間違いみたいに冷静さを失って全否定みたいな気持ちになるべきではない。
まことしやかなツッコミはもちろん無視するべきではなく、新しく考えるべきこと。
同時に、自分たちのやってきたことに誇りも持ちながら、変わるべきは変わっていきたい。
posted by take at 20:27| 活動報告
2022年07月27日
なんで今まで!
レッスンにおける新しいアプローチ、アイデアを試し始めました。
とても効果を感じています。
そうか、なぜ今までこうしなかったのだろう?
当たり前のように必要な項目なのに、僕自身は自然とそのことを大切にしているのに、ちゃんとピックアップしてこなかったのは、軽んじてきたからなようで、結局他のポイントばかり見つめていたよう。
それにしても人間というのは、わかってしまえば「なんで今まで!」と、簡単に感じることにより嘆くことを繰り返す、そんな生き物なんですよねー。
その度に悔しくなります。
ただ、わかってなかった今までの時間も決して手を抜いていたわけではなく、一生懸命もがきながらやってたんですけどねぇ。
今回のことを繰り返しながら、彼らがどういう伸びグラフを見せてくれるのか、とにかく楽しみでしょうがありません。
posted by take at 20:14| 活動報告