2022年06月18日

弾力の感じ方


うどんのコシという弾力は、歯や歯茎、唇や口内のあらゆる場所、喉などで感じること。つまり触感という現実的な感触であり、概念ではない。

ただ「音に弾力」と言うと、その聴こえてき方から丸みとある程度の質感を感じるという、少々概念っぽい感覚になる。

音が完全に開ききっており、つかみどころないくらい散り広がっていたら弾力というイメージにはならないだろう。

だからといって「詰まっている」という印象だとこれまた弾力とは違うイメージになる。

それなりの密度が広がりと距離感を持って放たれるというのが、音の理想だとして、丸みと「飛ぶ」という感覚を得ようとしたとき、演奏家自身がゴムや踏み切り板のような弾力を感じようとすることは大事だと思う。

実はそれは、口元に派生する息を送った時の抵抗感で直接感じることができるものだと思う。

そこに関しては概念ではなく、直接的な感触で測れるものだが「スムーズに流れる息」と共に、特に意識すべきものだと思っています。



posted by take at 14:17| 活動報告