2022年06月15日

弾力


絵の構図の話

「丸いものは人を安心させて穏やかな気持ちにさせる。

尖った、例えば三角形や尖った形は人を緊張させる。

ものの形が人の心理にあたえる影響が大きい。それがわかって画面構成をするべきだ」


「テンション張りすぎ」「響きに刺される」という言葉が、その後の考察を深くしている。呟いてくださった方に感謝感謝だ。

なぜそうなるのか。「丸みの不足」ではないかと書いた。

更に「弾力」を感じることが重要だと考えます。


音の世界はとても複雑。

美しくいい音だなあと感じるのはどの要素なのか、そしてどうすればそれが得られるのかというのは、言葉にできる部分と、圧倒的に言葉にできない部分がある。

柔らかくすればいいのかといえばそれだけでは済まない。

張りを持たせるというのはある意味の「固さというものの持続」だと思うが、それを注入すればいいのかといえばそれだけでも済まない。

柔らかさへの追求というのは「ボケる」という境界線を持っており、張りもある点を越えると「うるさく刺さる」となってくる。

艶やかにクリアーに聞こえるというのも、柔らかくすればそうなるのか、はたまた張りを求めればそうなるのかというのは一筋縄ではいかない。


ここにきて重要だなと考え始めたのが、そんな複雑なあれこれの真ん中あたりに弾力という感覚があるのではないかということ。

柔らかくもありながら、どこまでもふわふわふかふかではなく、反発するような力が内側から返ってするようなこと。

それが強すぎてもだめなんだろうなあと思うのは

「新しくできたうどん屋(讃岐)は、今まで食べた中で一番コシが強く太い。さすがに僕にはきつかった」

という書き込み。

弾力も程度問題。それは魅力になり不快にもなる。


昔から書いているが、本当に音の世界とうどんの麺はあらゆる点でリンクしまくっていると思います。

posted by take at 11:09| 活動報告