2022年06月10日

勝利への着火者


「私にとって最高の勝利は、ありのままで生きられるようになったこと、自分と他人の欠点を受け入れられるようになったことです」と語ったオードリー・ヘップバーンのエピソードは有名。

あまりに美しく、そしてオードリー・ヘップバーンであることを世界中から求められたことからの脱却ができた瞬間を語るものでしょう。


若い頃、社会と繋がり始めてからしばらくは、全ての人が多かれ少なかれ自分を着飾り表現することになる。

「正しい大人、正しい社会人」でいなければならないと、誰かにやれと言われたわけでなくとも、とにかくそれまでの自分と違う言動で評価されようとする。

そうやって「ありのままの自分」とかけ離れていき、そして苦しくなり疲れていってしまう。


ヘップバーンがこうなれたのは、間違いなく特別な彼女だけの理解者の存在があるのだと思う。

「そのままのあなたでいいんだよ」と言わんばかりに、自然体でいられるように振る舞える相手なしには、この境地には到達できない。


ある意味人生の目的にもうつるこの「完璧とも言える理解者との出会い」のためには、なによりも自らが、大切な人に対してその存在であろうと努力し始めることからスタートする。

そのとき必ず向き合うことになるのが、ヘップバーンの言う相手の欠点。それを受け入れて認める。なんならその欠点があるからこそ素晴らしいとまで感じながら認めたりする。


それができるようになった頃には、世の中に欠点の無い人なんかおらず、誉められるような人間性とのセットとして誰しもが持ち合わせているものだと深く理解できてくる。

そしてその懐からのコミュニケーションが溜まった頃に、目の前に自分の全てを理解してくれているのではないかと思えるような人が立っているのだろう。

全ての楽、全ての幸福は、やはり自分からスタートさせるべきものだと、強く思う。

posted by take at 15:45| 活動報告