2022年05月18日
あの音、復活へ
何度かここに書いたことがあるのですが‥‥
高校3年の夏に、素晴らしいトロンボーンの音と出会ったことが忘れられない。
高松市民会館大ホールにて、地元出身の音大生たちのソロコンサート。4学年上の中学の先輩、伝説の名手のボザのバラード。その艶やかなサウンド、豊かな表現に、東京で勉強をすることの指標だけでなく、トロンボーンの演奏が伝えうる力まで刺激的に感じたのでした。
あれから40年近く。
高松で長く教員をされた先輩は定年も迎えられ、時の流れを感じざるを得ず。
そんな先輩が「決めた、トロンボーンを吹く!」と。
ご本人曰く、大学卒業後はきちんと練習せずいい加減に吹いていた、ここ10年は楽器も倉庫にしまっていて‥」
そんな先輩が再びトロンボーンとガッツリ向き合うことにしたと宣言。
またあのサウンドが聴かせてもらえる日が来るとしたら、それはとてもとても素晴らしい未来だと、心底嬉しくなったのでした。
posted by take at 09:30| 活動報告