2022年05月05日
新緑
僕の中の「金色」に対する美意識の扉はまだ開いてないようだ。
もちろん輝かしく美しいとは思うが「金色の輝きに惹かれてやまない」という人よりは、クールかつドライに見つめている。
それよりも新緑の黄緑色のなんと美しいことか!!
陽の光を浴びて輝く葉の虜になるといえば黄色輝く銀杏の美しさだが、今がまさにその時である新緑の葉たちの生命力と若さ溢れる黄緑、太陽を一身に浴びながら風になびくその色たちが、僕にはあまりに美しく素敵に見える。
日本人は外国人と比べ、緑色の種類の識別に長けていると何かで読んだことがある。
緑は元々最も好きな色だが、この春は特に新緑から大きな喜びをもらっている。
年をとったといえばそれまでだが、若者がこの葉たちを前に関心を持たずに通り過ぎていくのだとしたら、僕は今の年齢こそを選びたい。
宝物は身近にあったということだ。
posted by take at 15:28| 活動報告