2022年05月01日

元気でいたい


「最後まで成長できたらなあ」

これは50才を越えてから持つようになった希望です。


50才になるまでは全く考えなかったこと。

考えなかったというより、どこかで勝手にそうなれるんじゃと思ってたのかもしれないし、年取って衰えるならそれも仕方がないけどとにかく先のことだしと、基本「最後まで」ということには無関心だったというのが現実。

上手くなりたい、成長したいというのはあの頃と今と変わらないとして、何が変わったかというと「成長し続けるためのトレーニング、その具体性」です。

あの頃は「とにかく上手くなるためのトレーニングを考える」だった。

しかし今は「変わり続けることができるためのトレーニングを考える」となり、そこに具体性が強く出てきている。

そのことにより、練習量も増えているし、更なる「具体的正解パターン」を欲しがってもいる。


「年と共に落ちてきたから、キープするために練習量が増える」という人がいるが、僕の気持ちはそうではない。

成長し続けるために必要なパターン、それは新鮮さ、真実味も含めてもっと洗練されたいし、形が変わりながらも増えていく。

もちろん無尽蔵に増えるのではなく、やらなくなること、変化したり吸収され淘汰されることも多い。

まず自分が正解に近くなっていくことで、初めて生徒たちに的確であれると思うので、やはり「いっときも早く」と願ったあの頃の気持ちもなくはないが、同時に最期にこそ最も完成されたいという気持ちの方が強くなっている。

50才までは全く考えなかったことが、どんどん具体的になっていっていっている。

そのためにもとにかく元気でいたい。

posted by take at 19:29| 活動報告