2020年08月12日

畑の真実


レッスンというのは、初期に何をどう伝えるのかというのが実はとても大事だと思います。

生徒の素地が整わないうちにいきなり細かく教えてしまうと、伝えた方はスタートダッシュでやった感が残るかもしれないが、過充電のように無駄になってしまうことも多いと思う。彼らのレッスン一回分は、そんなに許容量ないだろうし。

世界的名手のクリニックや公開講座なんかも、一回だけの経験では、その時間内に示された素晴らしいことの数々の何分の一しかわからない。実は一番印象認知残ったこと以外は、必要分しか吸収しないビタミンCのように身体の外へ流れていったらもするのだと思います。


まずは自分の音、演奏、楽器との向き合い方を、伝わりやすい的確な分かりやすさで、端的に伝えることが必要だろう。

そうやって何回かで彼らと音、彼らと楽器の関係性が変わり、少しでも密に合致してくることこそが大事で、そこからようやく伝えられることがあるはず。

その素地が出来てないと、いくら正しく的確に言っても結局入っていかない。

教育はかくも難しく、一過性には一過性のやり方があるし、継続なら更に畑の状態を理解しなければならない。

そしてその畑を耕すのは、生徒自身だということも。

posted by take at 18:29| 活動報告