2020年08月11日

不可能かつ贅沢なわがまま


こないだまで観ていたドラマは、題材や設定、俳優陣の演技はよかったのだが、脚本や演出、流れはかなり残念だった。やはり俳優たちの演技を生かすも殺すも、監督や脚本家、演出家の力量次第ですね。もちろんドラマは不評だったよう。

で、今観ているのは全てにおいて質が高く、俳優たちも大いに輝いている。

聞くところによると、主役級のとある重要な役は、当初別の有名俳優がやる予定だったそう。このドラマを断り他のに出たが、それはこけたらしい。そして代わりに演じた同世代の役者は、当初の脚本家の不安を払拭する名演技で、彼の出世作のひとつにもなったと。

確かに難しい役どころを彫り深く熱演。それまでとは違う新しい一面を見せ、幅広い演技力を認知させたよう。

ただ彼の個性豊かな名演技を大いに楽しみながらも(とても面白く展開しているが故に)当初の俳優がやったらどう違って見えたのかという興味も湧いてきた。

それは脚本や演出も抜群にうまくいっているからで、あの人が演じるのもまた面白いのではないかと。


絶対あり得なく不可能なのだが、たとえば全く同じ名脚本、全く同じ素晴らしいスタッフで、ただ全ての役の役者が違うドラマ(映画でもいいのですが)を、同時期に見てみたくありません?時間が経ってのリメイクとかではなく。

まあ舞台のダブルキャストみたいなものですが、監督脚本家はじめ制作陣は最高の人材で、個性が際立つ名優たちがそれぞれの思いでやり切ったなら、見るこちらは2倍楽しめる気がして。

まあ、失礼だしあり得ない話ですけど。

ドラマがかなり楽しめてるので、普段は全く思わない無茶で贅沢なわがままも湧いてきてしまいました。

posted by take at 18:27| 活動報告