2020年02月29日

本日の戯言


先日中華屋で飲んだ際のメンバーの中に下戸の人がいて、僕がマッコリのボトルを頼んだら、ある女性が拒む彼に冗談で飲ませようとして「ビックルだから」と勧めていたセリフにそこそこウケて、次の日サントリーからの帰りの新橋駅の構内の自販機の前に立ったとき、普段は絶対買わないビックルをつい買ってみて、一口飲んだときの僕の素直なツィートが


「マッコリやん……」


終わり。


大塚へ

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2020年02月28日

ノムさんの言葉 その1


野村克也、ノムさんの言葉の数々に唸らされる。


「大きな舞台になればなるほど、勝負は技術だけにとどまらない。人間そのものの対決になる」


これは野球の舞台から生まれてきた言葉だが、演奏にも当てはまると思う。

野球で言う大きな舞台とは、シーズン中のいち試合ではなく、日本一が決まる最期の試合とかまさに大舞台と呼ばれるようなものだろうが、演奏での大きな舞台というのはホールの大きさではないでしょう。また編成の大きさでもなくその逆。1人の人間がクローズアップされる大きさだと思う。

合奏より室内楽、一番大きいのはソロでしょう。


「1人がクローズアップされる舞台になればなるほど、勝負は技術だけにとどまらない。人間そのものの対決になる」


聴衆の心を揺さぶれるかの勝負は、演奏家自身が自らの人間性をはかられることとの対決になる、ということだと思います。


休日

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2020年02月27日

素晴らしいメッセージ


SNSでシェアしていた人も多いのでご覧になった方もいらっしゃると思いますが、強く印象に残ったのでここにご紹介させていただきます。


ロンバルディア州の緊急対策で休校になったミラノのアレッサンドロ・ヴォルタ高校のドメニコ・スクイラーチェ校長が、生徒たちへのメッセージを同行のネット掲示板に掲載。17世紀のミラノを襲ったペスト感染の状況を語るマンゾーニの名著”許嫁(I Promessi Sposi)”の引用から始まる。


〜ヴォルタ高校の皆さんへ〜

”ドイツのアラマン族がミラノに持ち込む可能性があると健康省が恐れていたペスト。それは、実際に持ち込まれ、イタリア中に蔓延し、人々を死に至らしめた…”

これは、1630年にミラノを襲ったペストの流行について書かれた”許嫁”の有名な第31章です。見事な先見性と良質な文章。ここ数日の混乱の中に置かれた君たちに、よく読んでみることをお勧めします。ここに全てが書かれています。

外国人を危険と見なし、当局間は激しい衝突。最初の感染者をヒステリックなまでに捜索し、専門家を軽視し、感染させた疑いのある者を狩り、デマに翻弄され、愚かな治療を試し、必需品を買い漁り、そして医療危機。

君たちもよく知っている通りの名前がいくつも登場するこの章は、マンゾーニの小説というより、まるで今日の新聞を読んでいるかのようです。


親愛なる生徒たち。規則的な学校生活は市民の秩序を学ぶためにも必要です。休校に至るには、当局もそれ相応の決断をしたのでしょう。専門家でもない私は、その判断の正当性を評価することも、また評価できると過信もしません。当局の判断を信頼し、尊重し、その指示を注意深く観察して、そして君たちには次のことを伝えたいと思います。

冷静さを保ち、集団パニックに巻き込まれないでください。基本的な対策(手洗いうがいなど) を怠らず日常生活を続けてください。

この機会を利用して散歩をしたり、良質な本を読んでください。体調に不備がなければ家にこもっている理由はありませんが、スーパーや薬局に殺到しマスクを探しに行く理由もありません。マスクは病気の人に必要なものです。

感染の広がりが速いのは、発展した文明の結果です。それを止める壁がないことは、数世紀前も同様で、ただその速度が遅かっただけです。このような危機における最大のリスクについては、マンゾーニ、そしてボッカッチョが、私たちに教えてくれています。

それは、人間が作る社会が毒され、市民生活が荒れること。目に見えない敵に脅かされた時、人間の本能は、あたかもそこらじゅうに敵がいるかのように感じさせ、私たちと同じ人々までもを脅威とみなしてしまう危険があります。

14世紀と17世紀のペスト流行時とは異なり、現代の私たちには確実で進歩し続ける医学があります。社会と人間性、私たちの最も貴重な資産であるこれらを守るために、文明的で合理的な思考をしましょう。もしそれができなければ、”ペスト”が勝利してしまうかもしれません。

では、学校で君たちを待っています。



素晴らしい。

深い愛情、知性、豊かな語彙に先見性の才を感じます。

いつの時代もあらゆる意見があり、有事の際には衝突しがちだ。しかしこのような徳の高い表現から見えてくる人間性、その特質を持つことこそが、社会の冷静なる対応に必要なものだと感じます。

これらを全て兼ね備えるのは奇特だとして、少なからず我が身に宿らせることが大事だと思います。

レッスン

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2020年02月26日

実は効果的


アマチュアの方からの質問で一番多いものは「週末しか吹けないのですが、何かいい練習ありますか?」というもの。

僕はプラクティスミュートを勧めたことはありません。これはあくまでも緊急時に利用するイメージ。最近は、通常の練習の合間にトレーニングパターンとして取り入れてる人も。

僕がこう書かなくても皆さんわかっていることですが、プラクティスミュートでずっと吹いていると、明らかに調子を崩します。本当に臨時か、意味のある練習に道具として使うか。


「でも、家では(マンションでは)絶対吹けないので……」


午前中の割引サービスを利用しカラオケボックスでさらう知り合いは、7時代から吹いてることも。早朝マラソンみたいなものか。

そんな皆さんに、最近の僕も実践している練習を。それは


「近所にもれないくらい小さい音で、あらゆる練習をする」


僕は、沖縄はじめ地方のホテルで実際やっています。


「そこまでの小さい音出ません」

なら、それが問題です。出るようになるよう練習しましょう。テレビをそれなりの音量でつけ、それより小さい音で吹く。


「そんな小さな音で、練習になるんでしょうか?」

なるどころか、物凄く良いトレーニングです。実は普通に吹ける環境でも、必ずやるべきです。


「大きな音出なくなるんじゃ」

んなわけない。それどころか、大きな音出るようになります。


騙されたと思って月曜から金曜の朝、5分から10分さらって週末を迎えてみてください。プラクティスミュートなら吹き方がおかしくなっているでしょうが、普通に最小音量でさらったなら、普段より凄く良い音がでるはずです。


政府からのあらゆる発表で、しばらく自宅にいることになるだろう人たちの中には「じゃあ楽器吹きたい」という人もいるでしょう。

是非お試しあれ。


休日

posted by take at 18:44| 活動報告

2020年02月25日

端的に


楽器が上手くなる人、上手くならない人

いろいろ言えるけど、これだろーなー


楽器が上手くならない人は、自分のパフォーマンスのムラが気にならない人、平気な人

楽器が上手くなる人は、自分のパフォーマンスのムラが我慢ならない人



発音ムラ、処理ムラ、音色ムラ、音程ムラ、音域ムラ、音量ムラ、リズムムラ、テンションムラ、コンディションムラ、練習時間ムラ、集中ムラ等々



試験官

posted by take at 14:48| 活動報告