2020年01月20日

道具との人生


ある演奏家は、若いときに出会ったマウスピースと定年まで添い遂げた。

ある演奏家は、その30年近いキャリアの時間中、ずっとマウスピースを探しかなら楽器屋に通い続ける。

ある演奏家は、ずっと楽器を変えずリードの削り方も若いときから同じ。しかしラスト数年前に新しい楽器に変え、その音程の良さに不安解消。安堵しながら全うした。


僕は……

若いときは、ベストを求めながら頻繁に変えたりしばらくは落ち着いたりの繰り返し

ここ10年くらいは、もうこれと添い遂げよう、問題があるなら自分だ、逆に出来うる限り長く付き合った行く末に期待したい…だったが

ひょんなことから新しいものを試すきっかけがあり、嗚呼、これの方か自分に合っているのでは?ということは、やっぱり道具を探し選ぶって大事なのか?自分の努力とは別な力はあり、そこを見つめなければある意味頭打ちになっていたりするのか?……

と、プチ落ち込んでいたら、「それでも、基本は信じて進んでいることが大事なんですよ」との真理を語る言葉をもらい、ではひょんなきっかけ、ふとしたきっかけはどうやったら来るのかと考えたり………


ひとつはっきりしているのは、ひょんなきっかけ、ふとしたきっかけは、絶対自分ではコントロールできないこと。地に足着けた取り組みを続けることは絶対大事で、そうしながら自分が変わっていけば、期が熟したようにやってくるだけ。

前述の三人の演奏家のパターンが混ざったような僕なのだが、とにかく自分を信じながらも妄信的にならないこと。


「道具が貫けた立派な演奏家は、たまたま最初に自分にぴったり合ったものと出会えていたからかもよ」と、これまた真理を感じさせる意見にも出会えたのです。


大塚へ

posted by take at 09:05| 活動報告