2019年06月05日

感動しやすい状況


写真教室の講師の言葉が興味深い。


被写体にピントが合っていて周りがぼやけてる写真。よくあるものだが、このアイテムの効果はふたつあると。


ひとつめは、撮った人間が本当に見てほしい部分がずれないこと。

現実の視界のように全てが同様にクリアーな場合、人によって見たいところが様々だったりする。それを、撮った人の意図通り正確に伝えることができる効果。


もうひとつは

「実際はそんな風に見えないですよね。もし見えてるなら、病院に行った方がいい。
東京に住んでる人が、たまに沖縄の空を見たらその美しさに感動しますね(します)。しかし沖縄の人は空を見て、ああ今日は洗濯日和だなあとしか感じない。つまり人は日常的じゃないものの方が感動しやすいのです」


現実の見え方と違うものの方が、感動に繋がるからと。

実は絵画の世界も同じだし、それが写実絵画でもいえている。

一番伝えたい被写体以外をどう描くかで、印象が違ったりする。

画の全てが細やかにリアルに描かれていて、どうも心に響かなかったこともある。


非日常が感動に繋がるというのは、私たち音楽の世界も同じ。

自分の音、演奏からも自らが感動を望むなら、新鮮さを求め工夫されたトレーニングをしなければならないのだろう。

それがたとえルーティンであっても、非日常のテイストになるように。


N響定期練習、川越へ

posted by take at 15:18| 活動報告