2019年05月23日

取り柄


今観ているドラマの登場人物。

高校生の彼はとにかくアホちゃん。

学内250人中250位をキープ。勉強ができないだけでなく、あらゆることの理解力があまりに低く、そのありえないとんちんかんオンパレードに、笑うしかないし、よくもここまでと呆れ返る。

性格は純粋で良く、実は努力もしているが結果に繋がらないタイプではあるのですが。


そんな彼が、ドラマの撮影を見学する機会が。演技がうまくできない同世代の俳優に代わり、急遽出演することに。

なんとあらゆることにアホちゃんな彼は、ドラマの台本は一回読めば頭に入り、しかも演技は上手いときた。勉強はできないが、俳優としてやれていくんだろうなあ感がプンプンしながら、ドラマは進んでいます。


「誰にも必ず、何かしらの取り柄があるんだよね」


僕がこの話をある人にしたら、「いやあ、あり得ないでしょ」と。

能力が長けていて成功する人は、他のことも上手くいくような思考回路をもっているはず、というのが彼の持論だが、僕は必ずしもそうは思わない。


例えば、とある世界で優れた力を発揮し成功している人は、自分に向いてなかろう他の分野や、実は大半かもしれないあらゆる業種には手を出してないのだと思う。

違う言い方をすれば、運よく自分の取り柄にそれなりのタイミングで出会い、それだけをやってこられた。

このドラマの青年のように、極めて不器用な脳みその中に、台本暗記からの演技への実行というラインは、見事に繋がっており、なんなら他の大多数より素晴らしいということはあり得ると思うのです。


取り柄は、ポテンシャルが高く限られてとか、低く沢山という人もいるかもしれないが、必ず誰しにもあるのだと信じている。


なんとかして、出会い自覚し、そしてそれを使って生きることに夢中になってほしい。


レッスン、N響定期

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