2019年05月15日

パッサカリアらしい


マエストロ・ネーメヤルヴィのタクトでブラームスの四番を練習しています。

全体的にテンポは速めで、マエストロらしい一切流れがよどまない、推進力のある演奏。

フィナーレも同様。


8小節のテーマが全てひとくくり感が強いだけでなく、通常時間をかけてアゴーギグ含めたっぷりやるバリエーションも、ベタベタに歌わず前進テイストを大事にしながら。

8小節が弧を描き、そのバリエーションたち全体も大きな弧の中にある印象。

最後のVivoにきて、通常とは違うゆったり感で頂点をにおわすことで、それまでのバリエーションたちが停滞せずきたことによる役割分担もはっきりと感じられ………


「なんだかパッサカリアらしいなあ、とても」


思わずつぶやくと、隣の黒金君も


「僕もそう思いました」



バリエーションズというのは、それぞれを肥大して変化をつけ表現したがるが、こういうまとまり方、流れの一貫性が様になる気が。

よく「変奏曲は最終的に表現が難しい」と言われるが、こういうのが良いのかもと、心がうなずいたのでした。


ブロカートでやったハイドンバリエーションも、そうすりゃよかった………


流石ヤルヴィ父だとあらためて。


N響定期練習、川越へ

posted by take at 21:44| 活動報告