2019年05月13日

バンマスになる


「八分音符の刻み、〇番から〇番までは、大きめでしっかり居続けてください」

室内合奏団でのモーツァルトの39番練習中、トレーナーの先生からチェロコントラバスに向けられたアドバイス。

「そこは自分たちのテンポで進んで。バイオリンビオラはそれに乗っかるから。吉川先生やこちら側に合わせるのではなくて」


聞きながら、ふと思ったことがあります。


こういうのの指揮って、ビッグバンドのバンマスのコンダクティングみたいなのでいいんだろうなあ……


昭和の歌番組なんかのバックで演奏していたバンド。

「ワーンッ、トゥーッ、ワントゥスリーフォー!」

かけ声と共に軽く合図。後はとくにちゃんとした図形を描くわけではなく、時々合図風のアクション。後は最後の切りを示すだけ。

始まれば、ドラムやベースがしっかり運び、メロディーもリズムも乗っかって演奏するだけ。

御飾りと言えば言い過ぎだが、しかしそんな感じの存在。なんならビッグバンドは指揮なしで、なんぼでもいけるし。


編成が大きかったり、スコアが込み入ってたり、テンポがころころ変わる曲なら指揮者への依存度は高くなるだろうけど、モーツァルトなら、場面場面のリズムのキーになっているパートがしっかり示し、後は乗っかり、自発的に会話しながら進めば、一番らしく形になる。

まあ、ビッグバンドのクオリティとして、ドラムやベースのスキル、その上で表現する演奏家たちの魅力あるプレー、アンサンブル、音楽的流れは必需。

室内合奏団が優れたビッグバンド的スキルが必要なのは同じ。


今後は、全体がこなれてきたら、バンマスの指揮でいけるようにしようと思ったのでした。


川越へ

posted by take at 20:24| 活動報告