2019年04月10日

写実@那覇


那覇なう

なんと県立美術館でホキ美術館の巡回展をやっており、館長と写実絵画の専門家が講演を開いたとニュースでやっている。

僕は美術史には疎いが、かつては評価が低かったと言われる写実絵画。あらゆる観点から詳しく解説されたらしく、聞いてみたかった。


現代でも、抽象的やデフォルメという形でのオリジナリティの表現がなされたものではない、故に価値ある個性の存在ではないという論評で、写実を低く評価する人もいるようだ。

ホキ美術館はじめいくつか観賞してきた印象としては、僕には極めて価値あるジャンルに感じられる。

本物そっくりに描くわけだから誰が描いても同じになると考えがちだが、画家によって個性ははっきりしていて驚かされる。見れば誰が描いたリアリティーかはわかるわけで、被写体に対する画家の思いやリスペクト、そして完成への道程における技法にははっきりと個性が感じられる。

また、必ずしも静止写真だけを描いたとは限らないわけで、例えば普通の絵画同様、川や海等描いた場合一時たりとも同じ状態ではなく、実は創作として描いたのだとしたら、本物のようなのに現実にはなかった状況、人物等をを生み出すことになる。そう考えると物凄いファンタジーに包まれた世界だといえる。


美術観賞の経験が浅くても感動へと、入りやすい世界。人間の素晴らしい感性と技術、飽くなきエネルギーを感じることもできる。


巡回展は来月20日までとのこと。沖縄の楽聖たちに観に行くよう勧めよう!


沖縄県芸レッスン

posted by take at 07:17| 活動報告