2019年03月11日

寒く冷たい3.11


降りしきる雨。横なぐりの風。かつてないくらい悪天候の大槌3.11になりました。

町役場の壁は撤去され、広くなった更地の真ん中に、ぽつんと献花台が残されています。

水溜まりだらけの足元な上、寒さと風が身体から体温を奪っていく。傘をさしてもずぶ濡れになります。

さすがの天候に町民の方々は数名ですが、マスコミのカメラに囲まれながら、共に2時46分を迎えました。


黙祷から献花。


晴れていればよいというわけではないのですが、雨風が叫び声のように聞こえます。

最後に御住職の言葉を聞きました。

「皆さん、どんなに大変なことがあっても、辛いことがあっても、亡くなった方々の分も頑張って、前向きに生きていきましょう」

雨にうたれながらも私たちに語りかけるその言葉は、苦痛の叫び声から聞こえる、勇気へのエールでした。


皆で必ずや復興は成し遂げる。亡くなった方々に誓います。


夜は、大槌町文化交流センターにて、ソングフォージャパンを吹きます。


大槌へ、槌音メモリアルコンサート

posted by take at 19:56| 活動報告

2019年03月10日

繊細で内気、傷つきやすい君へ


無神経でがさつな人より、何十倍も素敵な人間性です。

決して饒舌になる必要はないし、最低限のコミュニケーションさえ頑張れれば、それ以上社交的になる必要もない。

ただ過去の経験から、いろいろ怖くなり、考えて考えて、考え込んだ末に本当の自分の本音、希望がわからなくなり、周りや何より自分自身に嘘をついてしまう人間にだけはならないで。


そして、内向的に自分と会話することがあるのが人間だと知ってほしい。

悩みがあり、辛くなり、ちょっとしたことで傷つくのは君だけじゃない。

実は全ての人たちが、周りからのアプローチがないと生きていくことができないくらい弱く、その弱さの中の程度がちょっとだけ違うのだと知ってほしい。


いつか君も今より楽に素直になれて、そんな周りの辛さを救ってあげられるような投げ掛けができるといいね。


N響いだてんコンサート本番

posted by take at 16:37| 活動報告

2019年03月09日

ホッピーバースデー


『ホッピーは、ホッピービバレッジが1948年(昭和23年)に発売した、麦酒様清涼飲料水である。また焼酎をこれで割った飲み物も、ホッピーと呼ぶ。発売当時、ビールが高嶺の花だったことから、ビールの代用品の「焼酎割飲料」として爆発的に売れた。「東京の味」「懐かしの味」「昭和の味」などといった情緒的な味覚表現が用いられることもある。黒ビールに相当する黒ホッピー・ホッピーブラックも存在する。ビールに含まれるプリン体がないことや、ビタミン類・必須アミノ酸などの各種成分が含まれていることから、健康志向の焼酎の割り材とされている。創業者の石渡秀が「本物のホップを使った本物のノンビア」との意味をこめてホッビーと名付けようとしたが、発音しづらいためホッピーとなった』



我が家の晩酌は、ここ20日くらい前から思うところあり、ビールからホッピーへと転じました。

酒屋からキンミヤのボトルとホッピー20本ケースを配達してもらい、白黒ハーフと様々楽しんでいます。


「僕、あんまりホッピー好きじゃないんですよね」

N響メンバーの言葉。

わかるよ。僕も特に好きってわけではなかったし、焼酎のビールテイスト割りったって、正直ポイントがよくわからず飲んでいた。ただ、中(焼酎)外(ホッピー)と、自分のペースで濃さを変えられるからって理由が大きいくらいで……


でも家人が正式なホッピーの仕上げ方を調べ、それを飲みつけてきたことにより、居酒屋の大半のホッピーが、残念ながら味をぼやかし冴えない結果にしてしまっていることがわかってきたのです。


どうやって仕上げてるかというと……

ホッピー用のジョッキは冷凍庫でキンキンに冷やしてます。キンミヤもホッピーも冷蔵庫で冷やしてます。

ジョッキの下部にある☆印(二段階あり)までキンミヤを入れ、上から泡が立つようにホッピーを一本まるごと注ぎきります。

氷は無しです。でもキンキンに冷えており、とても爽快に飲めます。


居酒屋といえば、大半が常温のジョッキに大量の氷、常温の焼酎に常温のホッピー。これは常温のジョッキに氷を入れ常温のビールを注いでいる感じで、そら誰が考えてもさえないやろと。


この「本当のホッピー」を数日飲み、ある日居酒屋で生ビール、しかもプレモルを飲んだとき


なっ!なるほどっ!!


とテーブルを蹴飛ばしてしまったのですが、以前は気づけなかったビールとホッピーの類似旨味を凄く感じたのです。

ちゃんとホピればかなり似てるやんと。

炭酸もききすぎず、いい感じ。しばらくホピる日々が続きます。


ノーホッピー、ノーハッピー!!


N響練習、レッスン

posted by take at 13:43| 活動報告

2019年03月08日

妄想力+共感力


ブロッコリー+わさびは、栄養価も対病にも最強との記事あり。今旬の時期ですから、たくさん食べて力強く生きたいものです。



3.11も近く、改めて被災地に思いを馳せることができる。

どう思いを宿し、どう感じ、どう先へと繋げるのか。


離れて暮らす私たち、年月と共に記憶も印象も風化していく私たちにとって、全ては妄想力にかかっている。

あのあと数ヶ月、国民の大半は「この悲劇を忘れない」と口にしたし誓ったのに、やはり持続は難しく。

そんな私たちにも、改めてあの日にどんな別れがありどんな無念があったのかを妄想することはできる。するかどうか、どれくらいできるのか。



死にゆく人にとっての現世との別れ、その無念。

残された人の、納得できない別れ、無念。

その後の八年もに渡る、復興の道程の大変さ。

本当に目の前で愛する人や家族が水にのまれていくのを見た人たち。長年に渡って築き上げ残してきた自分たちのルーツが、瞬間に無くなってしまうこと。建物、物、歴史、経済、そして人を失った人の、受け入れから納得への心の経緯。苦痛と葛藤。現実逃避から死を選ぶ人。本当にどれくらい大変な時間だったのかへの、正確な理解。



全て、それを妄想できる人にしか、本当は「忘れない」という宣言を守ることはできない。

そして、その立場に共感する力をもった人ではないと、宣言以降の自分の何かしらの行動に、そのことを反映させることはできない。


僕はこの「妄想力+共感力」こそ、演奏家にも最も必要なものだと思っています。

社交力や理屈力、知力や話術、演出力やオーラなんていったものではなく(持つのは自由)、本当に必要なのはこれだと思っている。


今日楽聖たちは、コンサートの最後の最後にソングフォージャパンを演奏することになった。

僕の知っている彼らは、彼らのこの力を使って表現するだろう。

「この曲をやりさえすればよい、なにか善いこととして、繋がるという考えはやめたほうがいい。本当に必要なことは、君たちの心に何があるかだからね」

この言葉を聞いた後の彼らの演奏は、いつもと違っていた。

使うのは、心根こそが持っている力である。


東邦トロンボーンアンサンブルコンサート

posted by take at 13:10| 活動報告

2019年03月07日

男と女のタイミング


あるドラマの話。

女の子の方は中学くらいからずっと好きで、社会人になっても恋焦がれている。

男の方は、結果的には早い段階から彼女を好きだが自覚しきれず、他の女の子と付き合っている。

年月が経ち、女の子の前には新しい男が登場。時間と共に恋に堕ちていく。男の方が積極的で、幼なじみが好きなことは知っていながらも一歩づつ着実に足を前に出し、彼女の心に近づいていく。

で結果的に、幼なじみが自分の気持ちにはっきり気づき彼女にアプローチした時には、既に新しい男の方を向いており、時すでに遅し。

ありがちな話。


観ていた家人がつぶやく。

「あ〜〜タイミング悪い人だなあ」

やっぱりそうかな?

「あと2週間早かったら、結果違ったのに」


まあ、確かにそんな感じ。


ただ、女の子はすんごく永きに渡り、めちゃめちゃ彼を好きだったわけで。2週間ずれていたら、新しい男の方が振られていたわけで。

確かに新しい男は魅力的だし、彼より迷いなくわかりやすくアプローチしたことはそうなんだけど、好きだった時間の長さや、ゆえに述べで彼女が使った想いの量というのは、タイミングには勝てなかったということになる。

2人の男の人間性に対する絶対評価は?と考えたとき、確かに新しい男はとても魅力的で一途だから幼なじみの方に分があるとは言い難いが、でも幼なじみも相当なナイスガイだから彼女は彼女で10年どころかもっと永く恋してたわけで。

やっぱりタイミングと、そのとき女の子が誰を好きになるかを選んだことには勝てないのかと。


男っちゃあ自分の人間的内容、魅力や、相手からの気持ちは当然大事だが、常にタイミングをちゃんとしないと、不本意に破れ去る運命とも生きているようだ。

幼なじみはタイミングを外したが、彼女の方にもその結果を選ぶタイミング有り。

もしかしたら、男女関係の結果は、全て女性の方のタイミングに支配されているのかもしれない。


女の人の本能が

「タイミング良く来いよ!それ次第だぞ!!」

と、心の中でつぶやいているのかも。


今からなんとかなりたい人、頑張ってください。


川越へ
ドラマを見終わって、もちろん結ばれた2人の運命は素敵に見えたが、同時に、幼なじみと結ばれても、彼女は凄く大きな喜びと共に幸せになっただろうにと思った。

posted by take at 09:34| 活動報告