2018年11月25日

特別な音 その3


特別な音を目指す人というのは、「いい音」という巷でよく出会えるものが、さほどよくは聞こえないのではないだろうか。


ホルンアンサンブルレッスン、N響定期、ブロカート



posted by take at 23:28| 活動報告

2018年11月24日

特別な音 その2


ノセダでやったラフマニノフは、随所に渡り特別な瞬間があったが、全体の響きも最近のN響の音とは違う個性を感じた。

ノセダ以外の時がみな同じ音だというわけではない。しかしノセダのときには、我々のポテンシャルをかなり引き出してくれた印象で、更に音楽が幻想的に彩られたため、表現が魅惑的多彩さに溢れていたのだ。



日本のトロンボーンは、かつてないほど良いサウンドに溢れている。音色だけいえば、楽聖たちも決してピンとこない音ではない。

しかしプロっぽい音とは、たしかに壁がある。

そしてそんなプロっぽいいい音から、抜きん出て特別な音が世界にはある。

大多数の良い音とは一線をかくすのなら、異端とも言えるかもしれないが、だからといってアンサンブルセクションに入って敬遠されるのかといえば、まったくそうではない。逆に周りに良い影響を与えるものだと思う。


そんな音は、やはり「普通の目標」からは生まれないのだろう。

なにかしらの欲求が、他人より当たり前のように強く、貪欲で欲深い。


演奏の印象もだが、やはり特別な現状打破をしたがることが、全ての壁を越える唯一の力。

特別な音とは、そんな中でも強力な個性的欲望からしか生まれないだろう。


N響定期

posted by take at 21:40| 活動報告

2018年11月23日

特別な音


世の中にはいい音はたくさんあるが、特別な音は限られている。

限られているが、確実に存在している。

古くはモーリス・アンドレの音がそうであり、現代のホルンならティリビルガー、ブラトコビッチ、バボラクの音には、特別なものを感じる。

トロンボーンなら、やはりベッケだろう。僕は生では聞けていないがアイブソンなんかはそう感じる。ピータームーアも、聞いた人が驚いていたのでそうかもしれない。


特別な音とは、いい音を目指すだけでなく、具体的なテイストを本気で欲求する必然性を感じる。

残りの人生でなんとかしたいことの最右翼である。


N響練習、金管アンサンブルレッスン

posted by take at 17:52| 活動報告

2018年11月22日

学びの素材


川越にてソロリサイタルズでした。(東邦ではおさらい会をこう言っています)


先月の曲は、オリジナルの難易度高めのものが並んでいたが今月は

バッハ、エワイゼン、マルチェロ、ボザ、シューマン、テレマン、高嶋圭子、クロール

あとデュファイがあったが「バッハ風」だったため、全体が古典派からロマン派で彩られた印象だった。


難易度は別として、オリジナルで技術や音楽性を問うのは大事だが、同時に何百年も残ってきた名曲をトロンボーンとしてやることは、やはり大切だと思う。


黒金君とは、よくバストロンボーンのレパートリーについて意見交換をするが、最近彼は特に「優れた作品に取り組むこと」の重要性を語っている。

たとえば、ザクセから学ぼうとすることはもちろん大事だが、あの曲では学べないことがシューマンには明らかにある。

特にオリジナルよりも、構成感や和声から感じ取られる感性は、古今東西の名曲たちの方が明らかに豊富だ。

そういう作品含め、多岐に渡るテイスト、レベル、エッセンスを学ばないと、結果ただの楽器吹きになってしまう可能性は高い。


楽聖たちはしっかり表現しており成長が感じられたが、そういう意味でも充実したリサイタルズになったことが嬉しかった。


N響練習、ピアノ合わせ、川越へ

posted by take at 17:10| 活動報告

2018年11月21日

両陛下と被災者と国民と


天皇皇后両陛下が北海道の被災地を訪れ、被災者の方々から話を聞かれている。


「どなたを亡くされたんですか?」


両陛下共に、最も個人的かつ直接的なことを聞かれている。

「両親が亡くなりました」

「ご両親はおいくつだったのですか?」

一人一人と、本当にコアな会話をされコミュニケーションをとっている。

通りいっぺんの内容だけでない、被災者の個人的な部分にまで入っていくことによって、国民の真実を知り、少しでも励まそうとされている。それが、自らの責務だと感じておられるのだ。


私たちの国の天皇皇后両陛下が、被災者から話を聞くことからの被災者の救済を願い、行動を起こしている。

私たち国民ひとりひとりはどうだろうか。


大槌の町民含め「実は現状はこう」「平穏な日々を送れないことによるメンタルはこう」という、真実を知ってもらいたがっているのは確かだ。同情してもらいたいわけではないし、全ての方から手を差しのべてもらいたいわけでもない。ただ、一人でも多くの人に真実を知ってほしい。



天皇皇后両陛下が北海道を訪れ、被災者ひとりひとりから細やかに話を聞かれている。


N響定期練習、大塚へ

posted by take at 15:36| 活動報告