2018年10月06日

玄人ブロート


『パン大好きドイツ人が選んだ、本当に美味しい「日本のパン」ランキング』という記事が。

なかなかに興味深いのでご紹介。


パン大国ドイツ出身で、日本全国のパン屋さんを色々巡ってきたというホフマンさん。今回はそんなホフマンさんご家族、計5名(妻・子ども3名)に協力してもらい、日本オリジナルのパンの中から、好きな種類をランキング形式で選んでもらいました。


第5位 ジャムパン(イチゴ&マーガリン)

コンビニで売っている、イチゴのジャムパンが大好き。特に息子が大好きで、部活帰りにいつも食べて帰っていたから、一口もらったらハマったんだ。いつでもどこでも売っていて安くて、ちょっとジャンキーな感じが好き。ドイツでは駅でプレッツェルを買って食べることがあったから、その感覚に近いのかな。


第4位 チョココロネ

日本のチョコレートは結構美味しい。チョココロネはそんな美味しいチョコレートをダイレクトに楽しめるし、浅草の「テラサワ」みたいに、パンにぎゅうぎゅうに詰め込まれているチョコを見ると幸せな気持ちになれるよ。奥さんと娘が特に大好きだね。


第3位 メロンパン

信じられないくらい美味しい。子どもたちは全員好きだね。サクサクで、すごく甘くて、スーパーによくある、あまりしっとりしてないやつが好き。でも、どこがメロンなの?

「見た目ですかね。いまは本当にメロン果汁が入ったメロンパンもあるようですね」

えっ見た目!?初めて知った、確かに…すごいね、メロンだね…。


第2位 カレーパン

日本食としてもカレーが大好きなんだけど、カレーパンは揚げたてに出会うと絶対買ってしまう。具が詰まったカトレアのカレーパンとか、町田のブラウニーで食べた、カリカリ食感でチーズが入っているやつは特に最高。オーブンで温めれば揚げたての味に戻るし、日本の偉大な発明だと思うよ。奥さんは苦手みたいだけど、僕も子どもも大好き。


第1位 あんパン

職場の近くなんだけど、マンダリンオリエンタルホテルのあんパンが世界で一番好き。日本の味のあんこをパンに入れるなんて、すごいことを思いついたね。ちょっとだけ焼いて、バターをたっぷり付けると最高だよ。僕の家族もあんパンは全員大好き。



では苦手なパンは?

第3位 食パン
ふわふわした食感で、味がまったく無い食パンが苦手

第2位 塩パン
シンプルな見た目なのに味がしっかりしすぎて頭が混乱する

第1位 惣菜パン
焼きそばパン、明太子フランス、コロッケパンみたいなお惣菜が乗ったパンは全部苦手。なんで別々に食べないのかな?惣菜系ではカレーパンだけが特別だよ


N響浦和公演

posted by take at 10:35| 活動報告

2018年10月05日

優れた生徒


このまま順調にとても上手くなるだろう予感がする高校生のレッスン。


やはり発する言葉から、うまくなるだろう感たっぷりだ。

自分が、今の段階で名曲シンフォニーを演奏できたことに、幸運を感じながら興奮をもって手応えを得たことの表現。

僕の演奏会を聞いてくれた感想は、演奏の仕方のどこが好評価で、他の演奏会を聞いたときとの印象の違いを彼の趣向を混ぜながら熱く表現。

吹いている間は、こちらの投げ掛けの体現具合ではなく、自分の出来にこそ集中している。余計な「はい」とか「すみません」が無い。

そして帰り際、どうしても知りたかったのであろう質問を投げ「次回教えてください」と。


受け身感はなく、トロンボーンと、レッスンを経験し上達することにのみ愛情を持っているのがわかる。


本当に上手くなっていく人には、きちんと共通項がある。


N響練習

posted by take at 20:04| 活動報告

2018年10月04日

水野うどん


あの美しい女優水野美紀さんのイメージが覆る!!!こんなにコシ太想定外の文章が書けるなんて。来年の脳減る文学賞は水野美紀で間違いないだろう。

さあ、読むがよい!!!!


42歳で電撃結婚、翌年には高齢出産。激動2年を経た女優・水野美紀さんが、“母性”ホルモンに振り回され、育児に奮闘する日々を開けっぴろげにつづった連載「余力ゼロで生きてます」。今回は、大好きなうどんにチビとともに救われた、酷暑のあるエピソードをお届けする。


【猛暑の中の買い物で、「うどん」に救われたチビと水野さん…】


うどんが好きだ。

子供の頃から、香川にあるばあちゃんの家に遊びに行くと必ず讃岐うどんを食べていた。

海水浴をしに女木島まで行くフェリーの船上で、風に吹かれて食べるうどんは格別だった。

ばあちゃんの家の近くのセルフのうどん屋で、天ぷらを選んで、自分で出汁をかけて、もりもりうどんを啜ったものだ。

小学生の時には、ばあちゃんにうどん粉を送ってもらって、自宅で生地をこねてうどんを作って食べていた。

美しく角が立ったコシの強い讃岐うどんをシンプルにざるで食べるのは最高に美味い。

それ以外のうどんはうどんじゃない。

そのくらい、私のうどん愛は讃岐から始まっている訳なのだが、大人になって、他にもたくさんの美味しいうどんがあることを知る。

細い平打ちの稲庭うどん
名古屋の煮込みうどん
透き通った関西のうどん出汁
モチっとした伊勢うどん

土地土地に様々な特色を持ったうどんがある。

いろんな土地でいろんなうどんを食べて、コシの強さだけがうどんじゃないことを知り、うどん愛は広がっていった。

うどん。

味噌汁の次にホッとする食べ物。

お腹に優しい食べ物。

ここまでうどんうどん書いているが、これは食い倒れエッセイではなく子育てエッセイだ。

その点を忘れずに筆を進めているので安心していただきたい。

なぜうどんうどん言い出したか。ちゃんと理由がある。今から書く!

チビの離乳食にもうどんは大活躍。

チビはうどんが大好きだ。

離乳食は柔らかさが大事なので、スーパーのゆで麺によくお世話になった。

あの、一人前ずつ袋に入って、冷蔵コーナーに並んでいるやつだ。


コシのある讃岐は避けて、塩分ゼロのゆで麺を選んで、記載されている湯で時間の三倍以上の時間茹でてやわやわにして、箸で小さくちぎって食べさせていた。

離乳食が進んでくると、細かく切らなくてもちゅるちゅると上手に啜って食べる。

手掴み食べの練習にもうどんは重宝した。

一本ずつ手で掴んで上手に食べるようになるのだ。

我が家では、チビ用にゆで麺を常備している。

ある猛暑の昼下がり。

私はチビをベビーカーに乗せて近所のスーパーに買い出しに出た。

家からスーパーまでは歩いて5、6分ほど。

チビの背中に保冷剤を差し込んで、足早に向かったが、外はすごい暑さで、スーパーに到着すると、どっと汗が出た。

チビも頭に汗をかいている。

背中に手を入れると、保冷剤はもうぬるくなっていた。

ベビーカーに密着する背中や後頭部はどうしても蒸れやすく、すぐに汗をかいてしまう。

チビの頭は汗でビッチョリだ。

チビは特に頭部に汗をかきやすい。

クールダウンしなくちゃと冷蔵コーナーに向かった。

チビの汗をふきふき、魚やお肉のコーナーを回り、ベビーカーを少しでも冷気に近づけるが、なかなか汗が止まらない。

ものの5分、外を歩いただけなのに。

冷蔵コーナーから冷蔵コーナーへと渡り歩いて、豆腐など加工品の冷蔵コーナーでベビーカーを止め、チビに麦茶を飲ませる。と、目の前にはうどんのゆで麺。

「そうだ、うどん買わなくちゃ」

ひと玉買い物カゴに放り込む。

そうこうしているうちにようやくチビの汗も落ち着いてきた。

子供は大人より体温が高い上に、体温調節機能がまだ未発達なので、熱中症になったり風邪をひいたりしやすい。

この猛暑の日々、母はいつもヒヤヒヤものだ。

なんとか、お会計を済ませる頃には汗もすっかり引いて、ご機嫌なチビはベビーカーでうとうとし出した。

マズイ……。

買ったものを袋に詰めながら私は焦った。

帰り道。これからまた猛暑の屋外に漕ぎ出して、家まで帰らなければならない。来る時にこんなに汗をかいたというのに、寝たらさらに体温が上がってしまう……。
どうする。しばらくここで待機するか。

いや、そんな時間はない。

途中のコンビニに立ち寄ってクールダウンを挟むか……。

思案しながら茹でうどんを手にとって、閃きが身体を貫いた!!

このサイズ感……!
この柔らかさ……!
この冷たさ……!!
これはもしや……!!

次の瞬間、私はそれを、チビの後頭部にそっと差し込んだ。

読み通り、ピッタリだ!!

私はベビーカーを押して外に飛び出した。

はたして。

家までの道中、チビはスヤスヤと眠り続けた。

頭を汗だくにすることもなく。

実に気持ちよさそうに眠り続けたのである。

家に到着しても、うどんはその冷たさを保っていた。

チビをベッドに運び、枕としての役目を終えたうどんをそっと冷蔵庫にしまった。数時間後、このうどん様は茹でられて、本来の食べ物としての役割を全うするのだ。

うどんが好きだ。

ここにきてこんな形でうどんに助けられ、さらにうどんのことが好きになるなんて、誰が想像しただろう。

ああ、好き。

全方向からうどんが、好きだ!!!


N響練習、川越へ

posted by take at 09:26| 活動報告

2018年10月03日

いち音目


「ウォーミングアップを丁寧にやらないと、1日が台無しになる。最初に雑に吹いてしまうと、そのあとどんなに丁寧に吹こうと思っても無理」

というのは、誰しもが理解していることだと思います。

時間がなくていきなり合奏とかでワーッと吹いちゃうと、細やかに振動させるべき唇の何かが壊れてしまうイメージ。


ただ、今の僕は、ウォーミングアップというある一定の時間ではなく


楽器を組み立てて一番最初に出す音

そこで何をしようとして、どんな音が出せるか


が、その後1日中を支配するのではと考えています。


そこで、最もデリケートで細やかで、しかも明確な理想からの目的意識がもてていられれば、その後はそれを膨らましていけばよいだけ。

「ただ丁寧に」となんとなく音を出してしまったら、その後物凄くデリケートに作ろうとしても無理ではないかと。


つまり、一番最初の振動から1日の最期の振動までが脈々と連結しており

ウォーミングアップでほぐして慣らして、その後の本チャンで好きなように

というのとは違った感覚を、物凄く重要に捉えています。


とにかく一番最初、そこが成功したら、その次の音、そしてその次……


大河ドラマ録音、大塚へ

posted by take at 21:17| 活動報告

2018年10月02日

シルキー


テノール歌手のハイCはソプラノ歌手の中音域であり、トロンボーンのハイトーンはトランペットでは一番楽に吹ける音域である。

それでも、難易度が高いそれらを見事に演奏した場合、聞き手にはとても好意的な印象をもって迎えられる。

そう、どの音域を担当する者でも、高音域という高難易度を克服したパフォーマンスには、伝わるテンションからの賛辞を獲ることができる。



シルキーというのは金管楽器のメーカー名だが

「絹のようにきめ細やかで心地好い」

という形容詞として、言葉は存在している。


木で出来ている木管やピアノと比べて、硬度の高い金属で出来ている金管楽器は、本当は柔らかい音を出すのは難しく、硬質な音(木管と比べて)を出す方が簡単なのだと思う。

故に、張りと伸びをモットーにファンファーレなんかも任されるのが様になってはいるが、実は


どんな材質の楽器よりも柔らかい音を出す


なんていう、高難易度を体現できたとしたら、真の歓待と共に賛辞を獲られるのではないだろうか。


シルキーはそのような思いで社名にしたのだと思うが(シルキーさん?)、まさしく金管吹きとして、目指すべき頂ではないだろうか。


シルクと言えばまずは下着。で寝ま着。直接肌に触れる絹テイストは、身体中の細胞が歓喜するということ。シルキーな振動こそを鼓膜は待っているのだろうし、そんな音を聞き手の肌がまといたがっているのではないだろうか。


川越へ、レッスン

posted by take at 23:08| 活動報告