2018年08月16日

きめ細やかという敏感


舌をつかないノンタングで吹いても、極めてクリアーな立ち上がりに聞こえるという演奏家はいる。

逆に凄くはっきり舌をついているが、ぼやけた立ち上がりに聞こえるという人も。


舌のキャラクターはもちろんクリアーさに影響があるが、それ以上に唇がどんな振動で音に貢献しているかの方が大事だ。


最小のエネルギーで最大の響きを得るためには、緩やかな息を送るだけで極めて細やかな振動ができるような唇に仕立てなければならない。

そんなきめ細やかな振動は、きめ細やかでデリケートな音だしの取り組みからしか得られない。

そう考えると、自分の音だしが雑に感じられることができれば、素晴らしい振動を得るための部屋、その扉ののぶに手がかかったようなものだ。


全ての名手たちに共通しているのは、求める理想、その内容が細やかであり、ゆえに取り組みも、きめ細やかな内容に対し敏感に集中できるということだ。


合宿三日目

posted by take at 11:58| 活動報告