2018年08月14日

悪なき水面を夢見て


夕べはラムしゃぶを楽しむ。


『しゃぶしゃぶ』という名前。聞いた瞬間に、食べたいなーと同時に、しゃぶしゃぶしたいという箸ふり欲がわくような素敵な料理だが、よく考えると変なネーミングだ。

外国人にとっても「shabuーshabu」なんだが、彼らからするとあらゆる名前が馴染みを感じないだろうから、我々日本人の方こそが敏感に反応すべきであろう。


…ヘンななまえ


そんなしゃぶしゃぶだが、いくらおおらかなO型でも、登場する悪の存在はほおってはおけない。

隣人よりも早く、シャッと華麗にネットを取り上げ、熱湯の表面でネトッとはびこる悪のやつら(正式には灰汁と書く)を掬い上げ、一緒に食べているシャブシャバーたちを健康へと救い上げる正義の味方へと立候補するのだ。


やつらのことを「あく」とはよく言ったもんだ。本当に悪の権化のような悪者に感じ、排除する自分が、仮面ライダーやアンパンマンのような正義のヒーローにでもなったかのような気がしてくる。

実は、こぞってこのヒーローになりたがるような快感がある気がする。なんなら人には任せたくない、私にこそこの平和への使者をつとめさせてほしいみたいな。

鍋の水面に、本当に一点の曇りもない美しき平和が戻るように、今夜も悪の排除にせっせとつとめる自分がそこにいる。

次のラム肉を問題なくしゃぶしゃぶできるような、そんな幸せな平成の夜、素晴らしい瞬間が再び訪れることを夢見て。


合宿初日

posted by take at 19:30| 活動報告