2018年08月11日

人生の試練に打ち勝て


大勝軒に入ると、創始者山岸一雄さんの

『人生の試練に打ち勝て』

という、弟子に送った言葉が張ってあったりします。僕は若い頃、最初にこの張り紙を見て

「そうか、こんなに人気で有名なつけめん屋をやりきるのも、人生の試練とまで言う難所があったりするのか」

と、ぼやっと思ったのでした。

山岸さんの回顧文から、若き日からの過労による足の病気、早くに奥様が亡くなったという二つがそうだとわかります。ラーメン自体のことではないのだとは思ったのですが、しかし細かいハードルは仕事においても人間関係においてももちろんあったのでしょう。


実は最近、この『人生の試練』というのがなんとなくわかるし、それに打ち勝つことができる生き方をすることは物凄く大事だなと感じ、生徒に話したりします。

目の前の試練から、逃げないで欲しい。


大きな試練は必ずやってくる。いくつかは必ず。それがこない人なんていないんじゃないかな。

小さなハードルは乗り越えられたが、大きな試練からは結局逃げてしまった。辛い、しんどい時に自分を信じれず、どうしても頑張りきれず結局逃げてしまったという人もいるだろう。

実は、老後の時間に影響がある気がするのです。

後悔しているというだけでなく、定年後更に年をとっていく中で、生活や心が充実するか、そうではなく惰性で時間を過ごすかは、過去試練に打ち勝つプロセスを選べたかどうかが、本当に影響あるのだと思います。


山岸さんの言葉

【ラーメンに限らず、一流の職人は皆「ものづくりは心が入っていないとだめだ」と口を揃えます。同じように、私がラーメン作りで最も大切だと思っているのは、素材やお客様への感謝の心です。これまで弟子たちには、この「心」の大切さについて繰り返し言い聞かせてきました。
その原点となっているのは、幼い頃に国民学校で受けた「修身」教育です。そこでは周囲の環境に感謝し、礼儀を重んじること。そして年長者を敬い、人の見ていない所でも手を抜かず、どんな時も努力を積み重ねることの大切さを学びました。
ラーメン作りにおいて、今日までその姿勢を貫いてきたことが、大勝軒がお客様に飽きられず、行列の絶えない店であり続けられた理由かもしれません】


心こそが、試練と出くわしたときの最期の武器、その真理の姿なのかもしれません。


休日

posted by take at 10:27| 活動報告