2018年07月12日

掴もうとする手


レッスン中に生徒がコメント


「自分は、理解するのにとても時間がかかるタイプなんです」


何年か続けてしていたアプローチ、その真意をある瞬間強く感じ入ったタイミングで、そうアピールしたくなったようだ。


わかります


彼が言いたかったのは

「理解力や才能がある人はストンストンと理解していくのだろうが自分は…。誰しもが当たり前に感じていることを今日まで時間がかかってしまう…」

という不器用宣言みたいなものだと思うが、実はどんな人も、全てが時短学びではない。

実は誰しもが、時間のかかる部分ではかかっているものだ。何年も、へたすりゃ何十年も前に言われたアプローチが、今日になってようやく理解できたということは多々ある。

50過ぎてもあるわけで、本当に時間がかかることは時間がかかる。

みんな学びの項目、その理解の順番に差こそあれ、長い時間ずっと気付き続けている。


そう!長い時間ずっと気付き続けるべきだから“こそ”やっぱり早い段階で持ち合わせていてほしい気質がある。

これは、取り組むこと(私たちならトロンボーン、音楽)と永く、そして上達こそを肥やしに成長していくためこその気質。


『本当に素晴らしいものをリスペクトできる素直さ』

いろんな人と関わりをもち、師からだけでなく、友人や周りとのコミュニケーションからあらゆる示唆を感じることに価値を見いだしながらも、自分こそが素晴らしいものを真摯に見つめる目を持つことが大事。


リスペクトとは尊敬すること、敬意を表すこと、価値を認めて心服することだが、それができて初めて憧れという自分主体の能動エネルギーがわき、そこからようやく


掴もうとする手


が、自分の心から伸びはじめる。

その素直さと共に成長し続け、いくつになっても


「嗚呼、あれはこういうことだったのか!」


と気付き続けられれば、それこそが幸せな学びの人生になるのでしょう。


休日

posted by take at 18:41| 活動報告