2018年05月05日

手ロンボーン

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フレミングの左手の法則では、親指が電磁力の向き、人差し指が磁力線の向き、中指が電流の向きである。


……どしたんな、吉川君


そらたまには、あかでみくなことかかなかんやろ。東京電気代額のOBの方々との付き合いも長いし。


今家人が書いている何枚かの絵の中に、トロンボーンを持つ僕のものがある。

部分部分で書いているのですが、手だけをピックアップしたような工程を見たとき


そーそー、これこれ


と見事に、トロンボーンを持つ左手、そしてスライドを支える右手の型に、普段はうたない相づちをうったのです。

楽器も描かれていたら、このことは感じなかっただろう。


世界中のトロンボーン吹きは、毎日のようにこの左手の形をやっている。

この40年、述べで一体どのくらいの時間やってきたのだろう。

それこそ、トロンボーンをやらない人なら、フレミングを学校で習ったとき、また居酒屋で誰かがフレミングをやり「それ違うよ!」と、正しいのをやろうとしたとき以外やったことないだろう。


考察するに、私たちトロンボーン吹きは、左手の親指と人差し指を直角に広げる筋肉は、一般人より柔軟になっているだろう。更に人差し指と中指も。

そして、人差し指、薬指、小指三兄弟だけで、かなりの重さを巻き付けるように持ち続ける筋力も、一般人よりはるかに優れている。

これらの個性的な能力を身に付けられるだけでも、トロンボーンをやる価値ははかりしれないほど計り知れない。


浮かび上がる手のシルエットは、私たちトロンボーン奏者に「そうそう、これよ、これ」と思わせるものである。


あまりに毎日やっている形であり、これと共に生きていることが、トロンボーン奏者としての証として、私たちに誇らしさを宿らせている


か?


N響磐田公演

posted by take at 10:58| 活動報告