2018年04月16日

ほ、本物です!!


時は21**年。地球上からは、金管楽器の原料である銅も亜鉛もニッケルも枯渇しつつあった。

大量消費をやめることができなかった人類は、様々使い尽くすと、新しい化学合成物質で代用していくというやり方しか選べず、日常の周りにある製品は、もう自然材料からの製作物は皆無に近くなりつつあった。

地球を守ろうとの賢者の投げ掛けにより、ある時期で発掘を止めたとしても、失った自然物質は必ずしも再生してくるわけではなかったのだ。


そんな頃、ある中古楽器サイトからひとつの情報が。

『皆さん、ついに発見です。待望の本物のトロンボーンが出ました。2018年辺りに作られた、正真正銘金管です!!マニアにはたまらないサウンド。アメリカバック社製の42Bというモデルです。

現代の合成加工トロンボーンの、あまりに洗練されているものの味わいと深みに欠けているとの評価は、この本来の金管にはありません。あの時代のサウンドを知るベテラン奏者たちも口々に「先人たちから聞いてきた、本物のブラスのサウンドは本当に凄かった」と言ってます。

この楽器は、現在の品川県の古民家の一室から奇跡的に発見されました。新しい置県制度以前では、東京都品川区と言われていた場所です。

管内の洗浄をしたところ、バルブ付近からうどんの断片が発見され、最新のDNA鑑定の結果、当時N響の奏者であった吉川武典氏の使用物と判明しました。

まあ使用者のことは古すぎてよくわかりませんが、楽器の状態、更に現在では入手不可能といわれている本物の金属楽器との付加価値を考えて、破格の

420万円

での販売とさせていただきます。

ちなみに同時に発見されたケースには「うどん県バッチ」、現在のうどん県のものがついており、歴史学者の見解では、まだ香川県とも名乗っていたころのものであろうとのこと。

こちらも合わせてのご提供。歴史的価値の高いものにもなっています』


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posted by take at 23:43| 活動報告