2018年04月08日

ペンチが響く


皆さん「ネジザウルス」ってご存知ですか?恐竜じゃないです、工具です。

1万丁売れれば大ヒットとされる工具の業界で、13年で250万丁も売れた大ヒット商品。大阪市東成区に本社を構える従業員たった30人の会社が作った製品としては凄まじい売れ方。

見た目は普通のペンチですが、頭のつぶれたもの他、どんなネジでも外せるというスーパーでウルトラなやつ。

まあこの製品について御興味ある方はサイトを見ていただくとして、これを開発した株式会社エンジニア社長の高崎充弘さんの言葉が印象的だったもので。


「いくら性能が良くても、お客さんの心に響かなければ意味ないじゃないですか」

工具も人の心に響く、音楽のように。やっぱり人の心は響くようにできており、響きたがっている。それを知っている人だけが、人間にとって価値あるものを生み出す。


「いかにお客さんの心を掴むか。独りよがりはだめ」

工具の製作も独りよがりになるという落とし穴がある、演奏のように。自分のアイデアやスタンスに酔ってるうちはだめなのだろう。酔いを覚まし、受けとる側に立てる自己抑制ができるかどうか。


「少数意見の方が意外性があり」

良き意外性は、突き抜けた個性から生まれる。演奏もそうだろう。マーケティングは大事だが、人間はそんなに単純ではない。過去からの叡知の集大成、現在はそのフィールドでありながら、今を生きる多数が行き着かない思考にこそ、新しい未来への変化、その開拓への道筋がある。


「リスクをとって進む」

副作用の無い薬は無い。身体や心を治すクスリの効能の反対がリスク。目的さえはっきりとぶれなければ、このリスクにこそ立ち向かっていける。


室内合奏団、ブロカート

posted by take at 11:01| 活動報告