2018年04月25日

ケロケロチバッピ


若者と南古谷から大学への道を歩く。そして例によって田んぼの横にさしかかる。

「今の季節、夕方くらいになるとウシガエルの大合唱が凄いよね。こないだも夜カエルときグワシャグワシャ凄かったよ」

「先生、僕こないだカエルのリゾット食べたんです」」

「り、リゾットか。何屋で?」

「イタリア料理屋でした。イタリアでは結構食べるって言ってました。足だけ入ってたんですけど、まあ鶏肉っぽかったです」

「そうだよね。僕も食べたことあるけど、鶏肉っちゃあ鶏肉だけど、そこまで美味ではないね。本当に美味しかったら飼育してでも食べるのが人間だものね」

「なんか千葉のカエルだって言ってました」

「なぬ!千葉産とな!!ウシガエルもブランド化か?ヒダギュウならぬチバカワズか」

「はははは、そうなるかもしれませんね」

「やっぱりカエルは千葉だよね、埼玉のは味がイマイチ深くないよね、みたいな、ははは」


その瞬間、隣の田んぼでピシャッと跳ねる音が。


す、すみません、なんこやの田んぼ歩きながら埼玉産の悪口言っちゃいけませんね。不謹慎でしたケロ☆


川越へ

posted by take at 16:03| 活動報告

2018年04月24日

いろんなレッスン


「〇〇先生のレッスン始まると、生徒が五時間くらい部屋からでてこなかった」

「一回エチュード吹いても、窓の外を見つめながから一言もコメントがなくてシーン。仕方ないからもう一回吹いて。それでも無言のときも。で、しばらくたって言葉少なに言われるアドバイスが効く効く」


昭和の時代にいたとある先生の話。

今では金メッキのわらじを履いて探してもなかなかいないだろうそんなタイプの先生、僕は雰囲気わかるが、若き楽聖たちに話してもポカーンだろう。

レッスンの雰囲気も先生の意図も、そしてそんな先生に生徒としてどう相対していたかも、まるで想像つかないにちがいない。

「あの頃は、実は先生もみんなシステムもよくわからず手探りだった」

だから懇切丁寧に教えるというより、1小節に対し納得いくまでダメ出しをし五時間か、まずは準備してきたかどうかが大事で、更にそこから生徒がどれだけ考えられるかで無言、みたいなことがよくあったのだと思う。


そんな今、試験が近いから曲だけで三時間レッスンしたという先生と話になった。

「僕は一曲で三時間はしないですね。それだけ時間あるなら、基礎トレーニングからオケスタまで幅広くやります」

話を聞くと、やはり1小節単位で細かく「ここはこう吹け」とアドバイスするタイプのよう。


生徒がさらってきてなければレッスンをしない。

曲の吹きかた、作り方を細かく指導、要求

仕事ができるようになるために必要なことだけをレッスンでやる

限られたレベルの高い生徒には細かいが、スキルの低い生徒には限られたことしか要求しない

等、先生のスタンスもいろいろあるようだ。


僕は上記のどれもあてはまらないのだが、でも自分のやり方もたくさんあるレッスンの仕方のひとつでしかない。


生徒のためになるなら、あれこれ吸収し取り入れたいが、僕自身も自分の個性から抜け出すことは難しい。

ひとつ、ずっと変わらないのは、どの生徒にも、よい音とよい技術をもって自己表現ができるようになって欲しいということ。

そのために、現代トロンボーンのノーマルな奏法について、僕も彼らも素晴らしい結果への真実を理解しきりたいということだ。


沖縄県芸レッスン

posted by take at 13:49| 活動報告

2018年04月23日

せんべろ

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那覇なう。

那覇には「せんべろ」の店がいくつもある。

せんべろとは千円でべろべろに酔っぱらえる店のこと。

公設市場近くの路地にある鮮魚店、その店先で飲めたりする。オリオンビール350缶が3本だったりグラスに並々の泡盛三杯だったり、とにかくお酒三杯に、さばいたばかりのフレッシュ鮮魚の刺し身(元は例のカラフルな魚だったり)が6から8切れくらい、様々具材の大きな揚げ物がよっついつつのった皿盛りで千円。

僕はべろべろってな感じじゃないが、普通に酔っぱらい、そしてお腹も満足する。

安くて質も高いという有難い文化。お金がダイナミックに周り活性化というのとは違うが、庶民に根差した人情味ある場所であるという特色が、せんべろからはっきりと見えてくる。


今日も、一次会1人二千円。二次会はせんべろで合計三千円で、それこそべろべろ。

会話はてんこ盛り。

千円で、酔って食べきって話しまくって、ストレスはいなくなり、思い出は山盛り残るのである。


沖縄県芸レッスン

posted by take at 21:12| 活動報告

2018年04月22日

白鳥


今回のN-craftsのツアー、後半はサンサーンスの動物の謝肉祭をやりました。

あの「白鳥」も、ソロ以外で初めて演奏。あまたある楽器、そのほとんどで演奏され録音されている、実は数少ない名曲だと思います。

弦だろうが管だろうが鍵盤だろうが(歌もあるかも)、演奏する人間は誰しもが経験し表現したくなる曲なのでしょう。


美しいし歌えるし。優美でほんのり切ないが、でも深刻さはない。


ほとんど全ての楽器でという曲は、考えましたが意外に無い気がします。白鳥ばかり集めたCDもたしかありました。

さらりとさりげなく表現するもよし、今月のANA機内オーディオで聴けるマイスキーのように、濃い味付けの表現よし。


白鳥含め鳥が全て嫌いだという女性は何気に多いが、サンサーンスの霊感が生んだ音による白き鳥、その美しさを拒絶できる人はほとんどいないようだ。


美しき鳥が流れゆく、これぞ名曲です。


室内合奏団、レッスン、ブロカート

posted by take at 16:44| 活動報告

2018年04月21日

差し入れ

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N-crafts新宿2公演も終了しました。大阪、名古屋、東京全て満席のお客様に聞いていただきました。心より感謝申し上げます。
m(__)m


実は、今日もN-craftsで本番なのです。

昨日までとは全く違うプログラム。幕張のホテルにてロータリークラブの式典にて一時間のコンサート。

室内楽楽な、幸せな日々です。


昨日も差し入れをいくつかいただきました。本当にありがとうございます。

大学の生徒たちには「差し入れいらないからね」と何度も言ってますが、もってきてくれます。

実は本当になくていいんです。楽聖たちは、限られた生活費からやりくりし、コンサートを聞きにきます。自分で稼いでいる社会人と違い、チケット代と交通費だけで大きな出費になっているはずなのです。

それがわかっていても、僕が出演するものや、特にN響のコンサートは聞きに来るように何度も伝えます。

やはり本番を聞くことで、目指すイメージは進化するし、出会いによっては楽器人生をも変わってしまうこともあると思うから。


昨日も「先生、これどうぞ」と。

「差し入れはいいのに」

「開けてみてください」

「本当に差し入れもってこなくても……」

「先生、とにかく今開けてみてください!!」


一刻も早く見せたいらしい。


「コレは先生だと思って」

おおお〜〜〜〜〜〜っ


チョコレートとクッキーが白黒してます。


凄く、凄くいいから嬉しいんだけど、でもこれからは持ってこなくていいからね。

コンサートは、選んでできるだけ聞くんですよ。


N-crafts、幕張本番

posted by take at 13:18| 活動報告