2018年03月24日

凄く食べてしまう


二年ぶりだと思うが、若者に会うとかなり恰幅が立派になっていた。


「食べるのが好きなんですよね」

そうなんですよね、見ればわかります。


「どんくらい食べるの?」

「お米はとにかく好きで。炊くのは三合から二合に減らしたんですが……」

既に炊飯器からも強者の湯気が上がる。


「外食で三人前くらい食べちゃうんです」

「三人前!!!大盛りじゃないね、そーなると。それは一軒であれこれ食べるの?はしごするの?」

「一軒でも食べますが、はしごもします。スシヤキニクラーメンみたいな」

「ちょっと待て!今ひと品の名前が如く、さらりと凄いこと言ったな!!寿司、焼肉、ラーメンを続けていくのか?!」

「はい…」

「寿司は回るやつでしょ?なん皿くらいいくの?」

「いえ、回りません」

別口から入った彼の食情報では、大食いな上にグルーメンになってしまったらしく、SNSにアップされる焼肉とか寿司写メは高級感ハンパないらしく。

「まあ寿司は20カンくらいしか……で、焼き肉はとにかく焼きたいだけ焼いて…………で…ラーメン……」

僕の顔色を見て、さすがに申し訳なさそうにディミネンドしていく食量に比した声量。

「毎日じゃないんです(そらそーだろー)夜寝る前に美味しいものを食べきって幸せな気持ちで寝たいんです(わかるけどいくらなんでも)そんな日は朝昼抜いて、夜にとっておいて(夜を最高に美味しく迎えるために我慢するのね)」


「それさー、一日の状態にムラがありすぎない? そんだけ食べて消化するのにあまりにエネルギー使って、寝てる間に体力快復する方に使えないし、成長ホルモンもがんばれなくて、朝起きても疲れとれてないでしょ」

「…………だからか」


本人もさすがに良いとは思ってないようだ。若くして手にしている給料を、全てそこに使っているのだろう。お金ももたないので、引っ越しからのパターン改善を考えているらしい。


食べるのが好き、しかも美味しいのが好きというのは気持ち的によくわかるが、それでも自分でムラなく、そこまで食べなくても満足できるようにもってかなきゃねぇ。


ストレス発散が全てそれになっているようにも感じる。食以外にもプラス見つけることも大事。

彼の上司「彼女でもできたら変わりますかね」

「そうですね。この手の病には、それが一番のワクチンですね。ただ問題は、好きになった娘が“私太ってる人キライなんです”ってならいいけど、“たくさん食べる人がいい、美味しそうに食べる顔見るのが好き”って言ったら、もう歯止め粉砕ですね」

「嗚呼〜〜あいつそういう娘をわざわざ探して選びそうだ」


美食多食はかくも魅力的。夜な夜な飲んじゃう僕もよくわかるけど、一日も人生の時間も、ある程度限度のある満足感が必要かと。


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posted by take at 15:07| 活動報告