2017年12月14日

リードとホルスト


KSKコンサートでは、アルメニアンダンスパート1とホルストの第一組曲という名曲中の名曲の指揮をします。(オケで威風堂々と弦だけでレスピーギも)


実はブロカートでオーケストラの指揮は長くやってきましたが、ブラスの指揮は本当数少なく。しかし今回とても楽しんでやっています。


リードのスコアは厚く書かれてあり、楽器の組み合わせも絶妙なので、普通に音を出すとそれだけでいい響きがします。

元大阪市音楽団にいた池田君に

「それに比べ、ホルストは超名曲だけど、音色づくりとか難しいっすよー」

と言われていたのですが、まさにその通り。

シンプルなシャコンヌの音形を音楽的な音で奏でてもらうのに、様々なアプローチを試します。


リードの方は、ブラスにありがちな厚いスコア故に、吹いてしまうと自分も周りも聞こえなくなり、個人のクリエイトメンタルが地味になるのを避けたいため、各々のフレーズに対する個人的イメージを強く要求しています。

ホルストは、難しい音作りですが、それでもこの名曲の流れの中にある精神性までたどり着いてほしく、高校生たちと向き合います。

「オケとブラスの指揮って違いますか?」

ある人に聞かれました。僕個人としては同じです。スコアのタイプが違いますが、向き合い方は一緒。

僕自身中学高校、大学で、そして演奏家になってからもいくつかエキストラで吹奏楽を演奏してきました。N響でも何年もやった。

そんな中感じてきたブラスのステージ上での難しさ、聞こえ方、音作り等を逆に想像し、彼らにオケの1パートに携わっているように吹けるような投げ掛けをしています。


熱意溢れる彼らならではの、新しいアルメニアンダンス、ホルストが奏でられるよう頑張っていくつもりです。


N響定期
KSKウィンターコンサートは今月27日、17時時半から海老名市文化会館です。

posted by take at 21:08| 活動報告