2017年12月09日

愛箱


僕はフランスのBAM社製のセミハードケース「クラシック」というモデルを長く愛用しています。もう何代にも渡ってこれ。

軽いこと、安全なこと、背負わない僕には持ちやすいことが選択の理由。

ケースごと倒してしまったこと複数回あれど、一度も事故なし。飛行機も大きな箱に必ず入れてもらうにせよ、一度も事故なし。

かつてハードを使っていた時の方がダメージを受けたことあります。セミハードなれど、絶大なる信頼でコレを愛用中。


ケースは、外の頑丈さだけが安全性に貢献するわけではないと聞きました。楽器を納める中身の材質が、外からの衝撃を吸収してくれるものでないと、圧力が直接楽器に伝わってしまう。衝撃と共に、中で楽器が微妙に遊ぶくらい適度な柔軟材質で支えられていることが大事なのでしょう。

このセミハードは、外身はハードほど硬くはないけど、中身こそが絶妙なのだと思います。


実は一度だけ、ケースも選んだことあります。倉庫で楽器の選定をした際、同じオリジナルをあるだけ出してきてもらい、持ったり歩いたりして。大差はないのですが、ひとつだけなんだかしっくりきた気がしてそれを購入、長く使っていました。

ある時取っ手が壊れてしまったのですが、他はまるで問題ないので修理に出していました。先日それが久しぶりに戻ってきて

本当に久しぶりにそのケースを持つと


「やっぱりコレがいい……」


同じケースをいくつも持ち比べてみましたが、他は大差なくても、コレだけ微妙にしっくりくる。

手の感触、バランス。持って歩いても、なんだかストンと空間に納まっている印象なのです。手首へのダメージが最小なのだと思う。

毎日のことなので、この身体へのフィット感は嬉しい限り。最軽量に近いケースの、更なるフィットとの出会い。

既製品ケースにもあるんですね、個体差からなるプチなる幸せ。


N響定期

posted by take at 12:06| 活動報告