2017年11月12日

ひとはひと 自分は自分


二年ほど継続して、他県から東京までレッスンを受けに来ているフリーランスのプレイヤーがいます。

彼女が大分変わってきた印象があるため

「ずいぶん変わったね。自分で自分を変えられることが最も大事だと思うんだ。素晴らしいね。変えられない人いるし、変え方がわからない人も多いみたい」

と投げ掛けたところから、とても興味深い会話になった。


Y「私の知り合いにいます。本人は変わりたがっているのになかなか変われない。よくその話になるんです」

「どんな人なの?」

Y「実はとても仲の良い友達なんですが、

『他人は他人(ひとはひと)、自分は自分』

って考えの人です。明るくて目上の人に対してもちゃんとしてるんですが、二人で話をしてても、話が伝わってる気がしないんです。凄く熱意をもって話しても、普通

「そうだね、考えてみるね」

って返ってくるのがノーマルな印象だとして、大抵

「そんな考え方もあるんだ」

ってなるんです。言わなくても「へぇ〜」っていうのが聞こえてくる感じなんです。それでよく揉めてます。

私は、そう思った方がいいって思っても、どうしても「ひとはひと」って思えないんです。気になってしまうし影響を受けてしまう。上手い人を聞いたら傷つくし凹んでしまう。自分の中の常識を変えなければならないっていつも考えてしまいます」

「凹むのはいいんじゃないかな。それで年齢を重ねながら克服して自信に繋げていく。年をとっても自分を変え続けられる人って、きちんと周りを意識し凹める人だと思うよ。

周りが気になり過ぎたり、迎合しなきゃと思い過ぎて自分のやりたいことを見失うような人には『世界でひとつだけの花』はいいと思うけど、あれだって気にし過ぎている人に対する話だと思うんだ。

ところで、その人はどうしてそうなったんだと思う?」

Y「育ってきた環境の中で、そうしなければ生きてこれなかったんだと思います。家族や周りがみんな勝手にやってるとか。結果周りに入っていくのが怖い。それで゛ひとはひと"で自分を保っている」

「なるほど。でも変わりたくても変われない自分に、結局もんもんとし続けてるんだよね。じゃあ、その人はどうすれば良いのかな?」

Y「ただ自分の気持ちに素直になればいいんだと思います」


とてもインスピレーションに満ちた会話ができた気がしました。


ちなみに彼女にとって、その友達はとても大切な存在なのだだそう。

Y「その子は、自分の気持ちを犠牲にしてでもほかの人を大事にする人なのです」


レッスン、N響定期、ブロカート

posted by take at 21:52| 活動報告