2017年11月06日

道具選びの哲学


このモデルはいい楽器だ、と表明するのはなんの問題もないと思う。

ただ個人的に思うのは自由だが、生徒や他人に「この楽器は勧めない」というアプローチは、それこそ勧めない。

たくさんの人が音の趣向だけで楽器を選びがちだが、僕はそれは危険もあると思っています。

いい音出る=自分こその表現が出来るもの、とは限らないから。


その自分こその表現というのは、人それぞれ求めるレスポンスが違うはずだから、そここそを自分の判断で選ぶべきなのです。他人や先生が介入すべき領域ではない。

問題は、自分こその表現がうまくできないものを、「音がいいから」とか「みんながいいと言ってるから」とか「上手い人が使っているから」なんて気持ちで納得しようとすること。


楽器選びこそ、価値観と共に生きる人間として自立しているべきだと思います。


松山入り

posted by take at 19:33| 活動報告