2017年10月21日

価値の確信


あまりに豊かな感情的表現、流れ、アゴーギグ、テンションのコントラスト主眼の合奏を経験すると


本当に

タテのり風アンサンブルの構築、音程リズム楽譜の正確信奉、音楽的センスより勉強的取り組みで合奏を組み立てる指揮者の音楽には

限界を感じる。


たとえそれが整然さをもたらし、新鮮な響きを生む瞬間があっても

心が要求するままに歌い表す喜びが

構築していく時間の流れ、演奏家たちから自然に発せられる音の沸き上がり、その融合体のあまりに感情豊かな表現には

敵わない。


楽器のパート、その奏者一人一人をパーツ的に捉え、楽譜を勉強的に捉える人ほど、結局人間の感情の推移を作り上げる構成感には乏しい気がします。


必要なのは

感じてしまう心、更なる感情を求める探求心、それを音にのせる努力、その研究と、なにより人の気持ちを優先、信じる心ではないだろうか。

楽譜は楽譜でしかないし、テクニックやアイデアはテクニックやアイデアでしかないのだから。


KSKスタート、N響定期

posted by take at 12:52| 活動報告