2017年10月16日

楽器と育つ、楽器が育つ


相談を受けました。

知り合いが、久しぶりに楽器を引っ張り出し吹いてみたのだが、良い音がしないし、鳴りムラがありとても吹きにくい。吹いてくれというので試してみたら、やはり状態が良くないのがわかる。修理に出せばなんとかなるものでしょうか?



その楽器がいい音しない原因がいくつか考えられる。

もともと良くない楽器だった。

吹いている人が変な音で吹いており、そういう響きになった。

見た目にはわからないが、実はぶつけたか落としたかで、どこかにストレスがかかってしまっている等


相談者によるとかなりきつく吹きにくいそうなので、修理に出しても劇的な改善は難しいだろう。それなら新しいのを買えば?とアドバイスした。オーバーホールとなるとかなりの金額になるし、当人も楽器屋で吹きやすいの吹くと、驚き嬉しくなり欲しくなるだろうから。


僕は管楽器の場合、一本だけ持つなら、あまり年期の入った中古は勧めない。セカンド楽器としてとか、新品同様、ほんの少ししか吹いてないものなら良いと思いますが。


楽器は元々の音を持ちつつ、ユーザーの響かせ方と共に育っていくもの。

豊かな響かせ方で吹けば素晴らしい響きに育つし、変な音で吹き続ければそういうキャラクターになる。

また楽器自体の響きが、ユーザーのイメージに影響も与えてくれる。

そういう意味で、楽器のポテンシャルが100パーセントの新品から自分こそが響かせ始めて、それに楽器が応えて変わり、そして自分のイメージも変わっていくというのが理想的だろう。

弦楽器はどうだろう?弾く人によってクオリティが変わったりするのだろうか?


N-crafts、佐賀にて学校コンサート

posted by take at 16:31| 活動報告