2017年09月13日

求む!空間


広い空間でのみレッスンをするよう決め、更にその広さを使った内容にして、ソロ、オケスタ、エチュード、アンサンブル、基礎トレーニングと一巡しました。

今まで気づけなかった様々なポイントが見えてきて、大変にエキサイティング。この空間を使うことができる東邦音大の環境は、本当に素晴らしい…………実は極端な思いも宿りました。


「狭い空間でレッスンしちゃダメだな」


いや、そんなこと言うと困るパターンもたくさんありますが、今後はこの価値観を柱に様々な環境に対応していこうと。


僕は西洋人の顔の凹凸は、遠い距離感仕様の進化だと勝手に思っている。マサイ族が、遠くのヒョウやライオンを確認するために視力が4.0あるみたいなこと。

日本人のように近くでコミュニケーションをとる民族は、近くで表情がわかる仕様。西洋人は遠くからでも誰なのか、表情もわかるようにダイナミックに。

絵画を観ていてよく思うのが、どの距離で観るのかで描き方の根本がまるで違うということ。

演奏も、どの距離で聞くのかで演奏の仕方から仕上げ方まで違うはずなのだ。

狭いレッスン室での距離感で実際聞くわけではないのがほとんどなのだから、響かせ方だけでなく、発音や音量からくる音色の作り方も実はまるで違うはず。

そういう意味では、狭い部屋で端整に整然と上手く聞こえるようなものを良しとしてはダメだなと思いました。

それは実は難しい課題であることは理解しています。僕自身どんなにイメージしても、自宅で数日さらった後広い空間に行った時「やっぱり違っちゃってるな」とこの年でも思うから。

東邦では恵まれているが、できれば沖縄でもこれからはしっかりと空間がキープできるよう、楽聖と話ししていこう。


川越へ

posted by take at 19:59| 活動報告