2017年08月10日

本拠地での威厳


那覇バブテスト教会の響きは、トロンボーンアンサンブルにおいて理想的だと思えるものでした。

基本、残響豊かによく響くのが教会。ただ個人のパーソナルは響きに埋もれ、美しいのだが魅力が画一的になりがちな空間も多い。どのプレイヤーも同じサウンド、吹きかたも一緒に聞こえたり。

バブテスト教会は、よく響くが個人のキャラクターはまるで失われず、その絶妙なバランスが、僕に「これこそ」と思わせるものだった。

特にバッハとパレストリーナの響きは、この年にて初めて

「本来教会で演奏されていた形態であり、作曲家もそれをイメージして書いている」

ということが、身をもって理解できたサウンドになっていた。

だからといって、トウキョウトリプティックやハートレーが様になってないわけではない。それは、見事にかっこよく放射状に放たれていた。

楽聖たちの伸びやかさ、そして見事な調和は、ピアノでもフォルテでも、コラールでもアレグロでも「本拠地での威厳」を示しており、トロンボーンがあまりに素晴らしい音を出す楽器だと証明しているようでもあった。


近々YouTubeに、いくつかの演奏をアップする予定です。是非聞いていただけたら幸いです。


沖縄県芸、東邦音大ジョイントコンサート

posted by take at 19:43| 活動報告