2017年08月11日

豪快泡盛伝説

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コンサートの打ち上げは、大学直ぐ近くの居酒屋。うちなんプレイヤーや大学の友達たちも参加して、賑わい溢れる沖縄らしい会になりました。

楽聖たちは、各々のミスを悔やんでいる。ゲネプロまでが大変に完成度高く仕上がっていたので、余計悔しいのでしょう。

これは全ての人が通る道。問題なくうまくいくことは素晴らしいが、失敗こそが未来の自分を安定へと導く糧になる。全体を通しては、大変に素晴らしい出来だったのでなんくるないのだ。


ビールを一杯やった後は、当然泡盛。最近は「菊の露ブラウン」がお気に入りなので、四の五の言わずにボトルでもらう。なんくるない。

で、飲みたい人が多いみたいだとわかると、店の人は、写真の後ろに写っているピッチャーを氷満杯で持ってきた。

わからない僕らが、そこから氷を琉球グラスに分けようとすると、

店長夫人「ちがうちがう……」

すると、すかさずうちなんのプレイヤーが

「ボトルを入れちゃうんだよ」

と。


あ、この中で水割りつくっちゃうのね!


楽聖が、ドボドボ泡盛を入れ、水も幾分か入れ。

たけ「こうなると、みんなおんなじ割合の水割りになるね」

あっという間にたくさんの水割りが出来上がり。楽しいさー。


で、それもあっという間になくなり、楽聖がピッチャー二杯目を作ろうとしたら、再びうちなんプレイヤーが

「氷入ってるからさ、ピッチャーにもグラスにも。水入れなくていいよ」

とアドバイス。楽聖も泡盛だけをドボドボドボドボ……

それで注がれた菊の露の、なんと絶妙な美味さ。このピッチャーロック。島ではメジャーなよう。

さすが琉球、早く美味しく飲める方法知っちょります。

え?明日のこと??

まあ、明日は明日の琉球の風が吹くさー。なんくるないなんくるないなんくるないさー。コンサート終わったしさー、良かったしさー。


朝、頑張って起きて帰京

posted by take at 12:45| 活動報告

2017年08月10日

本拠地での威厳


那覇バブテスト教会の響きは、トロンボーンアンサンブルにおいて理想的だと思えるものでした。

基本、残響豊かによく響くのが教会。ただ個人のパーソナルは響きに埋もれ、美しいのだが魅力が画一的になりがちな空間も多い。どのプレイヤーも同じサウンド、吹きかたも一緒に聞こえたり。

バブテスト教会は、よく響くが個人のキャラクターはまるで失われず、その絶妙なバランスが、僕に「これこそ」と思わせるものだった。

特にバッハとパレストリーナの響きは、この年にて初めて

「本来教会で演奏されていた形態であり、作曲家もそれをイメージして書いている」

ということが、身をもって理解できたサウンドになっていた。

だからといって、トウキョウトリプティックやハートレーが様になってないわけではない。それは、見事にかっこよく放射状に放たれていた。

楽聖たちの伸びやかさ、そして見事な調和は、ピアノでもフォルテでも、コラールでもアレグロでも「本拠地での威厳」を示しており、トロンボーンがあまりに素晴らしい音を出す楽器だと証明しているようでもあった。


近々YouTubeに、いくつかの演奏をアップする予定です。是非聞いていただけたら幸いです。


沖縄県芸、東邦音大ジョイントコンサート

posted by take at 19:43| 活動報告

2017年08月09日

成長のるつぼ


今年は東邦組が沖縄に来て合宿をしています。

昨年新大久保でやり好評だったふたつの大学のジョイントコンサートも、今年は那覇の教会で。今日は一日会場の教会で練習ができるという、恵まれた内容になっています。


ハートレーのオクテットから始まりましたが、合宿所でもつめて取り組んだオリジナルのトレーニングが、かなり効果をあげています。

ジョイントとしては数日で仕上げなくてはならないので、細部も全体も、なるべく短時間で全員が理解することが大事。それを目指した取り組みだったため、成果は嬉しく感じられました。


大編成アンサンブルがほとんど初めての一年生たちも、先輩たちとのディスカッションの中、よいスピードで変化しています。

あれはきっと、センプレぐるぐるしながら、吸収しているのだろう。理解がついていけてるかどうかはわからないが、頭の中こそわかるのが全てではないので、自分の演奏の変化を感じるだけでも価値があるな……


夜の食事でそのことを投げてみました。

「どう?初めての合宿は?」

「本当に楽しいです。春から今まで練習はしてきましたが、アンサンブルの中で初めてこれから何をしていかなければならないか、わかってきて…」


だろうね。そうだろうから本当に良かったね。

これからやるべきことがわかるということは、この合宿で自分が変化したことを受け止め、その方向性を理解しようとしていろいろ見つけられてるからだろうし、そしたら楽しくなってきたんだろうし、そしたら嬉しくてワクワクするんだろうし。


そう。今日という日もだが、明日から何をすればよいのががわかることこそ、心と身体の成長と幸せに最も貢献するんだね。


そんな彼らの言葉を聞いた僕もこれまた嬉しくなり、泡盛の力もあって、うちなーの人たちともえらく盛り上がってしまうのでした。


沖縄合宿四日目

posted by take at 11:05| 活動報告

2017年08月08日

自分の歌を実現するために


歌を歌うように吹きたいと思うのは、自然なことだと思う。

しかし口で歌うのをそのままトロンボーンで吹こうとしても、まずうまくいかない。結果プレイバックを聞くと「これじゃない」となる。

演奏のフォルムが思い通りとは違っており、乱れているように聞こえるだろう。

結果トロンボーンで

「聞こえたいように歌う」

ためには、口で歌っている形と随分違うアプローチをしなければならない。

実は歌手も「自分が思っている歌のように聞こえたいフォルムの歌い方」というのには、技を使って、敢えて自然発生的ではない歌い方をしているのだろう。


トロンボーンの場合尚更なのだが、この楽器が厄介なのは、スライドでポルタメント含め音程が自由になり、ラララ♪フンフン♪と歌うのと同じように吹けてしまうことだ。


歌を忘れた演奏家になってはならないが、本当に美しく歌うために、客観視を磨き奏法を研究する。それにこそ貪欲でなくてはならない。


沖縄合宿三日目

posted by take at 10:31| 活動報告

2017年08月07日

作る音


自分のベルの位置で、自分が聞きたい音を作ろうとしてはならない。

ベルの随分向こうで、聞き手が聞きたい音こそを作らなければならない。

この二つはまるでスタンスが違う。

そうして出来上がってきたやり口から自分に聞こえる音こそが、自分の聞きたい音にならなければならない。

これまた、ベルの位置で聞きたい音を作ったものとは、まるで違う音のはずである。


沖縄合宿二日目

posted by take at 21:37| 活動報告