2017年08月08日

自分の歌を実現するために


歌を歌うように吹きたいと思うのは、自然なことだと思う。

しかし口で歌うのをそのままトロンボーンで吹こうとしても、まずうまくいかない。結果プレイバックを聞くと「これじゃない」となる。

演奏のフォルムが思い通りとは違っており、乱れているように聞こえるだろう。

結果トロンボーンで

「聞こえたいように歌う」

ためには、口で歌っている形と随分違うアプローチをしなければならない。

実は歌手も「自分が思っている歌のように聞こえたいフォルムの歌い方」というのには、技を使って、敢えて自然発生的ではない歌い方をしているのだろう。


トロンボーンの場合尚更なのだが、この楽器が厄介なのは、スライドでポルタメント含め音程が自由になり、ラララ♪フンフン♪と歌うのと同じように吹けてしまうことだ。


歌を忘れた演奏家になってはならないが、本当に美しく歌うために、客観視を磨き奏法を研究する。それにこそ貪欲でなくてはならない。


沖縄合宿三日目

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2017年08月07日

作る音


自分のベルの位置で、自分が聞きたい音を作ろうとしてはならない。

ベルの随分向こうで、聞き手が聞きたい音こそを作らなければならない。

この二つはまるでスタンスが違う。

そうして出来上がってきたやり口から自分に聞こえる音こそが、自分の聞きたい音にならなければならない。

これまた、ベルの位置で聞きたい音を作ったものとは、まるで違う音のはずである。


沖縄合宿二日目

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2017年08月06日

幸せの黄色いリボン


テレビから「幸せの黄色いリボン」が流れてきた。忘れた頃に聞こえてくるこの名曲。コマーシャルでは定期的に取り上げられますね。

世界で一番カバーされているとも言われています。切ない世界が、音楽のムードとしては明るく展開するのが特徴。それまでヒットがなく、グループ解散も考えていたドーンが放った1973年奇跡の一曲。

ほとんど下降するメロディーで成功しているのが凄いし、和声の展開もなんともセンチ。音程の幅が狭かったり広かったりと絶妙で、霊感が生んだであろうその順番と組み合わせの勝利か。アレンジ含め楽しい世界観で綴ったのが、多くの人々の人生経験の琴線にヒットするようだ。


やはり高倉健と倍賞千恵子さんのラストシーンが印象的な「幸せの黄色いハンカチ」を思い出します。

僕自身、若い頃はさほどヒットしてなかったが、年齢を重ね、様々経験した今、この、時間「待つ」、そして「許す」という心根が、黄色いハンカチによって昇華され、苦しんだ人に幸せを与えている、その人間の徳に深く感動してしまう。


幸せの黄色いリボンは、音楽的勝利と、さらりと明るく歌ってしまう大人のスタンスとしての表現、そして深い深いエピソードが相まって、何度聞いても切ない音楽的ムード以上にセンチな気分に包まれる。


『僕は刑期を終えて
家路に向かうバスの中
手紙で伝えたとおり
僕は近々出所する
もし君がまだ僕を必要としてくれているなら
古いオークの幹に
黄色いリボンを結んでおいておくれ
3年も服役していた僕だけど
君はまだ僕を必要としてくれているかな?
もし黄色いリボンがなかったら
僕はバスを降りず
君との事は忘れることにするよ
悪いのは僕なんだから


バスの運転手さんよ
僕の代わりに見てきておくれ
ちゃんとリボンがあるかどうか
とても自分じゃ見られそうに無いんだ
僕はまだオリの中も同然
自由への鍵は彼女が握ってるんだ


バスの乗客みんなが騒いでいる
目の前の光景が信じられないよ
100個もの黄色いリボンが
古いオークの幹に結ばれていたんだから!』


屈託ないメロディーが歌っているのは、本当に素敵な人間の話なのだ。


沖縄合宿

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2017年08月05日

寝返り


僕が暑い夏の夜中に寝返りをうっても、その度に目が覚めるだけで何も起こらないが、子パンダが寝返りをうつだけでニュースになり、日本中が「可愛いっ!」の大量発生となる。いや、寝返って可愛いと言われたいわけではないのですが……


子パンダが寝返るのは可愛いが、少しでも儲けようと高く値変えるのは可愛くない。

子パンダが寝返るのは可愛いが、昨日までの敵方に、自分のメリットのためだけに寝返るのは可愛くない、というか生き方間違っている。

子パンダが寝返るのは可愛いが、長年この土地で豊かに収穫してきた作物が儲からないといって、違う物を植え根変えをし、結局土地が駄目になってしまうのは愚かしい。

子パンダが寝返るのは可愛いが、喉が渇いている時は、ハイボールの「メガL」がいい。

子パンダが白黒はっきりしてきて寝返るのは可愛いが、大の大人がホッピーの白黒を決めかねているのはイライラするだけ。

子パンダが寝返るのは可愛いが、デートが始まりまださほどの時間が経ってないのに「ねぇ、私…帰る」と言われるのには、納得いこーがいかまいが君に明確な原因がある。


とにかく、子パンダがコロリンと寝返るのは、何が回転するより可愛くてしょうがない。理屈ではなく、白黒はっきりしているのだ。


アマチュアオーケストラ、金管分奏祭り

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2017年08月04日

背筋が凍らなくなった話


知り合いから背筋が凍らなくなった話を聞いた。冷蔵庫が突然天空へ旅立ったというのだ。

それ自体は少し前の話だが、今年は冷蔵庫でも冷やせないくらい暑い夏である、それはそれは大変なことだろう。

いつか食べようと冷やして取っておいた超高級冷凍うどんもあの世行き。こんなことなら、常備している超高級プレミアム納豆でもかけて、今朝食べておくんだった。その納豆も更なる発酵が進み、人類の胃袋では手に(胃に)おえない状態になっているではないか。あ〜〜かぐわしすぎて、妄想するだけで鼻も曲がりそうだ。


急に壊れてとにかく困る、一日も早くというのは、1が給湯器(シャワー)、2が冷蔵庫、3が洗濯機かなあ。電子レンジやエアコン、テレビはなんとかなりそう。


知り合いは当然、中の物を諦め冷蔵庫を買いに行く。すると新たなる問題が。

なんとかつては戸建ての階段を通りリビングに入った冷蔵庫を、業者はなぜだか出せないと言うのだそう。

「なんでやねん!」

人んちの冷たい話ながら、こちらの頭が沸騰する。入れられたんなら出せるやろ!

それがどうしても出せないらしい。冷蔵庫を買った時の出し入れ職人の方が腕が良かったということか。結局数万円出してクレーンで窓から出したのだそう。長きに渡り冷たい関係を作ってくれた命の恩庫は、諭吉も連れて去っていったとのこと。


その話を聞き我が家の冷蔵庫を改めて眺めてみる。まだ元気に冷たい態度で頑張ってくれているが

「そういえば、君はいつからうちにいるんだっけ?」

昔の写真を引っ張り出してみると、馬込に住んでる時に既に彼は写っている。そっか、ベルリンから帰って直ぐに買ったんだった…となると、もう20年ではないか!あらびっくり!!ということはいつ壊れてもおかしくないんだ!!!

ということで、うちもまだ元気なうちに買い換えることに。で、知り合いの話もあったので見積りに来てもらうと、我が家も階段の幅の関係であまり大きいと窓からになると。

あちゃー。

結局、350リットルくらいの凄く大きくない冷蔵庫を一階と二階にそれぞれという、今までと同じバージョンで新調することにしました。

一階は、お酒や頂き物等を倉庫的に使うと便利なので。


それにしても、いろんな電化製品あれど命を守ってくれている筆頭は冷蔵庫ですね。改めて眺めると彼は生きているみたいで、なんだか永年の働きに愛着と心からの感謝が湧きます。

宮崎駿さんかピクサーあたりが、冷蔵庫と中身のヨーグルトや玉子、納豆や冷凍うどんたちのドタバタをアニメにしてくれませんかね。


レッスン

posted by take at 19:18| 活動報告