2017年07月23日

大人の新音大妄想劇場


当方音楽大学は、来年から、全ての科において学生が入学時、自由にMコース、Tコースを選択できるようになります。

学生さんが自分で「厳しくされると伸びるタイプだな」と思う場合は、Mコースをお選びください。担当はもれなくドS科の鬼瓦権蔵教授で、どんなに上手く演奏しても、重箱の角をつつくような視点から激怒してくれます。

あなたが伸びて伸びて伸びきるまで激怒の手をゆるめず、一切の優しさ思いやり譲歩もなく、けちょんけちょんにけなしきってくれること間違いありません。教授は口だけでなく、手も足も出してくださいます。他の大学では、ここまで徹底されている教授はいらっしゃらないので、あなたのスキルアップには、このコース以外の選択はないでしょう。


自分が「褒められると伸びるタイプだ」と思う人は、迷うことなくTコースをお選びください。このコースを担当するのは、太鼓持ち科の春風体目出度教授です。教授のレッスンは、受ける度にTポイントが溜まります。

春風体教授は、まずあなたの全てを受け入れます。それが聞くに耐えない音程でも、メトロノームが骨折しそうなリズムでも、ジャイアンの歌声のような音色でも、決して否定することはありません。否定どころか、重箱の角を見つめて見つけ出す輝きを必ずピックアップし、それはそれは褒めちぎってくださること必至です。さすがのあなたも「いやそこまでは」とこっぱずかしくなるかもしれませんが、教授はその褒める口をゆるめることは決してありません。そうしているうちに、あなたに自身が世界一の音楽家であるとの自覚が生まれますので、そうなったらもう未来は薔薇色です。他の大学では、ここまで徹底されている教授はいらっしゃらないので、あなたのスキルアップには、このコース以外の選択はないでしょう。


そのどちらも希望されない学生さんは、普通の専攻生として入学が可能です。

例えばトロンボーン科ですと、吉川武典准教授の担当になります。

まあこの人は褒めるかもしれませんが、怒るかもしれませんね。特に特徴のない普通の教授ですね。「全ては学生のやる気次第だっ」なんて言っておいて、面倒見がいいかもしれませんし、ほっとかれるかもしれません。よくいる普通の教授ですね。気分がいい時は明るく接し、機嫌が悪い時は二日酔いみたいな顔してるかもしれません。今日がどちらかは、皆さんの運次第になります。あ、教務での雑談は一部の職員に好評ですね。くだらない話がウケてる時もありますし。

まあ、どうということのない普通の教授ですよ。


当方音楽大学では、未来の有望な人材育成のため、現代の無謀な指導陣が皆様をてぐすねひいて待っています。

まずはオープンキャンパスから。お待ちしています。


レッスン(優しかった←自己評価)

posted by take at 19:23| 活動報告