2017年07月07日

選びしこの楽器


今朝のN響の練習場。

控室に入っていくとクラリネットの名手、首席奏者の伊藤圭君が楽器の準備をしている。

ふと話しかけてみた。


「ねぇ、伊藤君って最初からクラリネットなの?」


彼は身体がとても大きいので、スタート時の楽器の選択に興味あり……


「いえ、最初はトロンボーンです」


ズルッ(コケ音)


「あ、あっそ…いつまで?」


「中学三年間はトロンボーンでした。吉川さんは?」


「僕は最初の一週間クラリネット。で、トロンボーンに新入生入らず売られていった。でも同級生から二人もプロオケのクラリネット奏者出たから、やってても辛かっただろうし変わってよかった」


「僕はずっと興味あったんです(クラリネットに)」


「生涯を共にできる楽器にたどり着いてよかったね」という意味で、お互い深々とお辞儀をし合い、ブラームスの待つ合奏場へ。

僕らの手には、結果自分で選び続けたものが握られています。


N響練習、川越へ

posted by take at 21:35| 活動報告