2017年06月24日

生き方


N響の先輩の言葉で、印象に残っているものがある。音楽とは関係ないのですが。


「吉川、何が辛いって若い人の葬式に出るのが一番辛い」


まだ若い小林麻央さんの死去は、社会的に大きな話題になり、多くの人に死と病を考えさせるきっかけになっている。

いくつまで生きれば「若い人の死」にならなくなるのかはわからない。先輩の気持ちも自分がある程度生きた実感があるからだ。トータルとして幸せだと感じ、亡くなった人の年齢から後の時間にも価値、成長、幸福を強く実感しているからであり、それが与えられなかった人に対する深き同情でしょう。

僕も、僕の年齢なりに同じように思います。

小林麻央さんも、もちろん更に長く生きたかったでしょうから、どうブログに綴ろうが、無念だったのであろうと思います。


ただ同時に、もちろん病気でなく生きるにこしたことはないにせよ、病と生きる中で、家族と共に真の幸せを考えることもあるのだろうとも思います。同情して欲しいわけでもないでしょうし、病気になった人にしか見えない世界、前向きとは何かもあるのではないかと。

だからこそ、死にゆく人への同情より、健康でいながらこそ真の幸せを実感するために、正しく生きるべきではないかと思います。


小林麻央さんのブログ、最後の言葉は


「皆様にも、今日笑顔になれることがありますように」


こんなに美しい言葉があるだろうか。

そしてこれからも生きるであろう私たちが、こんな言葉を心から宿すことができるだろうか。

小林麻央さんより、素晴らしい人生を生きることができるのだろうか。


N響定期

posted by take at 23:15| 活動報告