2017年04月19日

好好爺の決闘


「俺たちも男だ。言葉で争うのはやめて拳で戦おう」


これは、あるコメディタッチのドラマを見ていたら登場したセリフ。幼なじみの人のいい結構歳のオッサン2人が、たいしたことない理由とくだらない勘違いで数十年いがみ合っており、いよいよ決闘しようとにらみあった際の言葉。

考えてみたら、僕の人生では過去こんなシーンは一度も無かった。決闘というのはしたことがない。その点では、勇気も凛々せず闘争本能も燃えないドラマ性のない冴えない人生である。逃走本能が活躍したシーンはある。

タイマンでもあったのは口喧嘩。多分これからも、拳を使うことは無いのだろう。


「いや、暴力はやめようよ。大人なんだから話し合いで」

の方が、それこそ大人だし賛同を得る。

もちろん大事。今の世界の情勢でも本当大事。身体の痛みや命の犠牲あっての平和だと信じきっている人は、自分の痛み、自分の命とリアルに向き合って、言葉と知性を持った人間の可能性こそを信じた方がいい。知力こそを使う、人間だもの。


ただその真理とは別に、コメディタッチのこのドラマからこのセリフを聞くと、

「なんか自分の人生にはこんなんなくて、男らしくなくピリッとせんなあ。若き頃、一度くらいはこんな言葉とシーンがあってもかっこよかったなあ」


なんて思っちゃいました。

まあこのドラマだと、このセリフがどんなにかっこよく、女子に「男って本当バカみたい」と言われたって、ボコボコ血だらけにはならないことわかってるから、そう能天気に思えるんですけどね。


N響定期練習

posted by take at 18:40| 活動報告