2017年04月25日

飛機こもごも


新年度一回目の沖縄へ、ANAで跳びます。

機内では昨年リニューアルしたプログラム、『Around the 80's〜あの頃のJ-POP〜』をノイズキャンセラーで楽しむ……のはいいんですが、ちょっとしたプロブレム。イヤホンで丁度いい音量に設定すると、定期的に入る客室乗務員アナウンスが凄くデカク!!、思わず外してしまうくらいデカク!!! で、アナウンスを丁度いい音量にすると、音楽ちぃさく…

なので、突如入るアナウンスにビビりながら小心者は離陸でございます。

びゅん。


レトロなムードが素敵だった『オールナイトにっぽんクラッシック』から、ムードは一変。パーソナリティの八嶋智人さんの軽妙なトークが個性的で楽しい番組。

自虐やぶっちゃけ含めボケ満載ですが、ツッコミもなく拍手も笑いも被せてない、ハイテンション独りはっちゃけトークなので、収録はやりにくいだろうなあと思うのですが、コマーシャルやバラエティーのあの感じの通り、動じずにやりきってます。好みは分けるかもしれないが、僕はなんだか楽しい。


離陸前後のアナウンス嵐を過ぎ無事空へ。そうなるとしばらくアナウンスはないので、安心してイヤホン耳に音楽を楽しむ。


プリプリの超名曲『ダイアモンド』がかかった!テンションは、機体と共にうなぎ登り!!大好きなのです、この曲。

サビだけでなく、そこへもっていく歌の最初の部分がなんともいい。

♪冷たい泉に 素足をひたして 見上げるスカイスクレイパー
好きな服を着てるだけ 悪いことしてないよ

ある音程から半音中心の上下を繰り返し、焦らすが如く展開していくのが音楽的。これはマルタンもバラードで使った手法だ。


♪針がおりる瞬間の 胸の鼓動焼きつけろ
それは素敵なコレクション もっともっと並べたい

第2テーマも上がりそうで後半下がるだけ。これを繰り返され聞き手の気持ちは更に高ぶっていく。


♪眠たくっても 嫌われても 年をとっても やめられない〜〜

そしてサビへのブリッジ。細切れリズミックフレーズ連呼からの、音程急上昇っ!!!来た来た来た。行けっ、ダイ(>〇<)!!!


「皆様、右手に富士山が見えております…」


いや、耳痛いし左側だし通路だし何も見えないし!愛しのダイアモンドどこかへ跳んでいっちゃうし!!

あの時感じた AH AH 予感はほんもの〜〜



今井美樹さんの『瞳がほほえむから』がかかる。かつてよく聞いていた彼女の歌の中でも、特にお気に入りの一曲。

透明感の高い柔らかい歌声は、相変わらず心地好い。和声の展開やテンポ、アレンジの魅力も相まって、おそらく10年以上ぶりじゃないだろうか、聞く音楽に目をつむったまま浸る。


曲の後半の更にサビの部分で突然、彼女のボーカルに子供たちのコーラスがユニゾンで被ってきた。そうだった、この曲は…


と同時に、突然じゅわっと涙が溢れ出してきた。


自分で驚いてしまう。感動しのたか切なくなったのか。

時々起こること。子供のコーラスが不意に聞こえると涙してしまう。何故だかはわからない。

わからないのだが、人類はどうやら、自然と子供を愛でるようにプログラミングされているようだ。


沖縄県芸レッスン

posted by take at 10:08| 活動報告

2017年04月24日

無笑のI(笑いのない私)


あるドラマの一場面。

映画館で、でっかいコップのコーラを飲みながらポップコーンをほおばり、口を開けて大爆笑しているカップル。

何の不思議もない、よく見る場面ですね。

なんば花月で新喜劇観た時も、僕自身客席で弁当食べながら大爆笑していた。普通の光景である。


しかし今回はなぜか

「NHKホールにもサントリーホールにも、無いものばかりあるなあ」

と思ってしまった。


N響定期でブルックナーを聞く。

右手に500mlのコップからストローののびたコーラ……無いなぁ。

左手にポップコーンのバスケット……無いなぁ。

口全開、でかい声での大爆笑…い、いや、まずいでしょ…ていうかどこの場面で?スケルツォで??


同じ舞台物を楽しむ箱だけど、アイテムもムードも随分違う。野外コンサートならありか。


エヌクラフトのMCなんかで、爆笑がとれると嬉しくなったりする。

やっぱり、芸術じゃなく芸人体質なのかなあ。トロンボーンも「神の楽器」っていうより、「コミックバンドの主役はれる楽器」なんて思っちゃってるし。

演奏はいたって無笑のフツーの演奏家です。笑いはとれないつまらん者ですが、聞きにきていただけたら、ありがたく存じます。


大塚へ

posted by take at 21:20| 活動報告

2017年04月23日

作品表現の本筋


皆さん、いい天気ですね(@品川)。『2001日目ブログの旅』も、元気よく四方山りたいと思います。



テレビ、映画、ゲームまで、画像は細部まで色鮮やかでクリアーに見える方向へと、人類は向かっている。今までには無かったもの、新しい刺激からの喜びとして選ばれているのは、そんな

「見えなかったものが見える」

ということ。

実際ブラウン管から液晶に変わっていった時、ハイビジョン技術を目の当たりにした時は、快感度数が高かった。

ただこの快感は、「今まで出来なかったことが可能になったということはこれからもどんどん変わっていくのではないか」という未来への期待も、喜びの中のかなりのパーセンテージを占めていたのだと思います。

そんな画面で見るもの、その大半は実は「作品」であり(ニュースとかではない限り)、その魅力の本筋というのは、細部まで見えることとは違うところにあると思います。

それは、メッセージであり流れであり、哲学であり演出であり、演技であり言葉であり、自然であり人であり、努力であり愛であり。音楽も、その一端を担っているでしょう。


そんな音楽の演奏にも、実は似たことを感じます。

CDになって、それまで聞こえなかった音が聞こえてくる。演奏家も変わり、やはり新しい音が聞こえてきたり、鮮やかな技術を聞くことができるようになったり。そんな風にオーケストラをハイビジョン的に聞かせることができる指揮者が出てきたり。

ただこれも、その音楽の「本当の魅力。それを体験できる表現」というのとは、実は違うところにあるものだと思います。

もちろん価値は高いと思いますが、本筋ではない。


実際数十年前の、現代よりは拙い演奏技術、録音技術から聞かれる演奏からこそ、心底感動することは多々ある。

そこにはメッセージがあり流れがあり、哲学があり歌があり、感情があり感傷があり、人生そのもののような積み重ねと頂点があったりする。

インターネットからの時短崇拝の現代だから、その時々が鮮やかで艶やかというのを目指すのはわかるが、人間の喜びの本質は、違うところにあるはずです。

それは「飽きる」「慣れる」とは離れたところにあるもの。


とにかく最初から見事にテンション高くわーわー歌い、常に聞いたことがないものが聞こえたりする指揮者が増えて久しいが、実は90年代、サバリッシュやシュタインとやっていた時にあった、フィナーレの一番いいとこが来た時


「そこへつれてきてもらった感」


からの感動というのは、たとえ稚拙な技術とクリアーではない響きと共にあったかもしれないあの時代でも、


音楽作品の真の感動


として、はっきりと鳴り響いていた。そのことは決して忘れずに、価値観の柱としてもち続けたい。


ブロカート

posted by take at 14:47| 活動報告

2017年04月22日

2000


この活躍情報というブログ、2000日目になりました。2000回目というか。そーかーですしビックリです。

好き勝手、身勝手、えんちゃうん、なんくるないさ、心配、大好き、これからも、そして自分ちゃんと……

今の気持ちです。

これからも徒然なるままに書いていきます。

明日からもよろしくお願い致します。


N響定期

posted by take at 20:23| 活動報告

2017年04月21日

人間がもつ水


争い続くとある国の人に

「日本には水に流すという言葉があり……」

と言ったところ、

「我が国にはそんな水はない」

と言われたそう。

僕は、流せる水をもつことは偉いと思うし、自分のための水だとも思う。人には散々、あれもこれも流してもらってるし。


日本には「根にもつ」という言葉もあるが、もち続けても墓場までもっていけない。何より、自分のためだけにもっている可能性が高い。そんな根をもつより水こそをもち、根の周りの汚れを洗い流した方が良いだろう。

根が綺麗になると性根が綺麗になるし、そんな根がたっぷり水を含むと、美木も育ち、木分も葉れ葉れするだろうし。


N響定期

posted by take at 19:33| 活動報告