2017年03月15日

人間の中のリズム


「私が音楽を聞くのは、自分のリズムを整えるためです」


そうかもしれない。

僕がイメージしたのは、例えば部屋が散らかっているような状態。いいこと嫌なこと、嬉しいこと悲しいこと、穏やかや苛立ち、あれこれ経験し、心の中が散らかってしまう。これは疲れてしまっている状態。

そこで音楽という振動を聞く。

自分の心情という色合いにヒットする感情豊かな演奏、つまり感動するような演奏を聞くと、身体の中も応えて振動を起こす(震え+さぶいぼ)。それが嬉しいものであればあるほど、細やかに振動する。

すると、ふるいをかけたように心の中が整頓され、エネルギー満タンの新品のような状態になる。そこには、未来へと生きていく活力がみなぎっている。

かつてとても感動した演奏でも、心があまり散らかってない状態だと、聞いてもそこまで震えないかもしれない。



「私が音楽を聞くのは、自分のリズムを整えるためです」


人間は心臓のリズムと、感情の起伏、心の色合いをもつ生き物だ。だから人生と一緒に流れるように並走するものとして、リズムや起伏、音色でできている音楽を生み出したのは、自然な流れなのでしょう。


心臓の鼓動、そして生活や感情のリズムを整える。

あれこれ色が混ざってしまい濁った心に、感動という細やかな振動が与えられることにより、クリーンな色(透明?)に浄化される。


人間には、衣食住だけでは整わない心のリズム、色がある。それを健全にするために、私たちには音楽がある。祖先は生み出すべくして生み出したのだ。

全ての人は散らかっては整え、乱れては整え、疲れては整えを繰り返している。

人類の音楽は、世界のどこで生きている人たちにとっても必要なものだ。被災地には当然だが、東京でもベルリンでもパリでも、衣食住が満たされながら、しかし苦しんでいる人たちはいる。


休日。

posted by take at 17:29| 活動報告